マガジンのカバー画像

美術・歴史・美術館・博物館

16
美術や歴史に関する自分の投稿をまとめてみました。
運営しているクリエイター

記事一覧

明治神宮参拝と「敷島の道に架ける橋 英語で伝えたい明治天皇百首」

昨年はドナルド・キーン氏著の「明治天皇を語る」を読みましたが、今年のゴールデンウィーク中…

Eimi1003
1時間前
1

桜が描かれているポストカードの紹介

ポストカードに関する投稿を何回かしてきましたが、今回は桜が描かれているポストカードを紹介…

Eimi1003
4週間前
6

ポストカード集め(その4)

弘前城鎮座 青森縣護国神社 参拝記念 弘前公園の敷地内にある護国神社。 こちらのポストカー…

Eimi1003
3か月前
8

「博物館に初詣!」してきました(弘前市立博物館)

干支が題材となっている作品が展示されていました。 他にも暦、そして弘前市内の呉服店や商店…

Eimi1003
4か月前
8

2023年に読んだ本

・英和対訳 神道入門- 山口智 ・自由をいかに守るか ハイエクを読み直す- 渡部昇一 ・日本の…

Eimi1003
4か月前
17

ルネサンス期の美術に関する洋書

ルネサンス期と言われている時代を考察したこちらの本「Renaissance」(洋書)を読み終えまし…

Eimi1003
5か月前
9

新版画に関する特別企画展「THE新版画-版元・渡邊庄三郎の挑戦-」(弘前市立博物館)

明治に入り、時代と共に廃れていった浮世絵。 浮世絵の近代化と復興を目指した浮世絵師や画家・版画家による作品が、「新版画」と呼ばれるようになりました。 今回の特別企画展では川瀬巴水、伊東深水、橋口五葉などに代表される日本人版画家の作品だけではなく、チャールズ・ウィリアム・バートレット、フリッツ・カペラリ、エリザベス・キースなどの外国人版画家の作品も展示されていました。 大正から昭和初期に描かれた作品は、従来の木版画の技術を継承しながらも独自の発展を遂げていて、単に過去の再現

善知鳥神社参拝

青森市の善知鳥神社を参拝しました。 鳥居に掲げられていたのは、大伴家持と本居宣長の和歌。 …

Eimi1003
1年前
6

ポストカード集め(その3)

「春の花」 アンリ・ファンタン=ラトゥール 2019年に東京で開催された巡回企画展「印象派へ…

Eimi1003
7か月前
7

「『バカ』がつくほど愛してる。~津軽塗・こぎん・ねぷた~」展(弘前市立博物館)

こぎん刺し、津軽塗、そしてねぷたの魅力が詰まった地域に密着した郷土愛あふれる企画展。  …

Eimi1003
9か月前
8

「日本の近代絵画展」ー山田春雄氏応接間からー(五所川原市立佞武多の館)

五所川原市出身の美術史家である山田春雄氏の応接間に飾られている作品の中から、日本の近代絵…

Eimi1003
9か月前
10

三内丸山遺跡での特別展「三内丸山とヒスイ-本州最北に集う緑と技術-」 

三内丸山遺跡の縄文時遊館で開催されている特別展「三内丸山とヒスイ-本州最北に集う緑と技術…

Eimi1003
1年前
8

弘前博物館「花と鳥」展と弘前公園の桜

弘前博物館で開催されていた「花と鳥」展を観に行った後、弘前公園の桜を見てきました。 「花…

Eimi1003
1年前
5

ポストカード集め(その2)

今回は絵画と建物のポストカードを紹介したいと思います。 まずはターナー。 初めてターナーの名を目にしたのは、F.スコット・フィッツジェラルドの作品「楽園のこちら側」(This Side Of Paradise)の一文でした。 主人公が慕っているカトリックの司教の部屋に入ってきた様子が、ターナーの描く日没に例えられています。余談ですが、この作品は半自伝的で主人公はフィッツジェラルド自身、司教はフィッツジェラルドの学生時代の親友フェイ神父を元にしています。 「ソマーヒル、トン