「三島由紀夫 未発表書簡-ドナルド・キーン氏宛の97通-」の紹介

作家自身の人間性、ユーモア、作品、文学などに関する洞察や考えを知ることが出来る貴重な資料といえば書簡集だと思います。これまでに米文学の作家フィッツジェラルド、同じく米文学のカポーティ、そしてイタリアの詩人ペトラルカの書簡集を読みましたが、今回読み終えたのは三島由紀夫からドナルド・キーンへ宛てた手紙をまとめた書簡集。


昭和31年から昭和45年までの手紙が収められている。

内容は私生活、当時の世相、文学、演劇、翻訳など多岐に渡っていて、読んでいるだけで三島氏の声が聞こえてくるような感じがしました。




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