希望って大切だなぁと思う。

先日、難病の父親が
突然明るい声で電話をかけてきた。

病になってからの
どんよりとした暗い声とは
うって変わって覇気を感じる声だ。

すごく嬉しいことがあったと言う。

とある神社にお参りに出かけた時、
その先で入ったお茶屋さんでの話だ。

そこの店主はテキパキと店内を走り回っていたそうだ。

父が自分の病気の回復を祈願しに行くのだと言うと、
「大丈夫ですよ、心次第で回復しますよ」
とその店主の方は自信満々に言ったそうだ。

なぜならその店主は、10年ほど前、
若年性パーキンソン病だと診断されたそうだ。

でもその店主パーキンソン病だとは思えないほど
テキパキと走り回っている。

え？パーキンソン病なのに？
と父が信じられないような顔をしていると
その店主がこう言ったそうだ。

「すべては心ですよ。
心が私たちを元気にしてくれる。

私のようにパーキンソン病と診断されても
絶望せずに希望をもっていれば
こんなに元気な人もいます。

大丈夫ですよ、
希望をもって頑張ってください」

目の前に、難病だと診断されても、
こんなに元気に頑張っている人がいる。
自分ももしかすると治るのではないか。

父には希望の光が見えたのだ。

今回、父の様子を見ていて
希望がこんなにも大切なのものかと
改めて思い知った。

どんな絶望の中にあっても
希望は心のエネルギーになる。

希望は人に強い力を与える。
前を向いて生きる力を。

今日のマインド心理学
「希望を心のエネルギーにしよう」

#すべての人に幸福マインドを 。
マインド研究家　仲 恵里