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対等な関係


暑さが落ち着いてきたとはいえ、まだまだ暑いな、、、


そんなことをぼんやり思いながらふと街路樹に目をやる。
いつもの街路樹の葉の緑が、今日はなんだか少し「秋」の色に見えた。



ああ、こうして少しずつ変わっていくんだな。
いつもの見慣れた風景も、いつもの見慣れた毎日も。


こうして少しずつ変わってく。



私のいつもの毎日も。



最近、子どもたちとの生活の中で私がはっと気づかされたり、
学ぶきっかけをもらうことがめっきり多くなった。



思い返せば、赤ちゃんの頃は文字通り「手取り足取り」あれこれ教えた。
そこから少しずつ子どもたちも自分で出来ることが増えていき、
今では、私が育てているようで、私を育ててもらっているようでもある。



時には今までの「親として教えておかなければ」という思考の癖が邪魔をして、
つい私の意見・考えを「押し売り」してしまう時がまだまだある。
そんな時は、なんだかずっと心がモヤモヤとして何かが引っかかる。


後からよくよく考えると、

「ああ、子どもの考え方もありだな、、、」
「私の考え方は凝り固まっていたかも、、、」
「あれは私の考えが間違ってたな、、、」

と、気づくこともしばしば。


そう気づいた時には、必ずそれを伝えるようにしている。

「あの時はごめんね、ママが間違ってた。」
「あの考えの方が素敵だな、って気づいたよ。」
「ママも今度からそうしていこう、って思ったよ。」



おとなでも間違っている時がある、
子どもの方が素敵な考え方をしている時もある。

ということを知っていて欲しい。


間違うことは当たり前のこと、誰にでもあること。
ということも。



そして、間違った時に大切なのは
「間違ったことを認めて、正せること。」

それを忘れないでいて欲しい。



子どもたちももう「手取り足取り」の時ではない。
「おとな対子ども」ではなく「人対人」。

それを忘れないでいたい。









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