見出し画像

好きな考え方を

自分が好ましくない状況の時、どんな考え方をしますか?

心理学者のフロイトは物事の原因は過去にあると定義しています。
よく巷で”トラウマ”(肉体や心に受けたダメージによって引き起こされる心的外傷 、心の傷)という言葉を耳にしますが、これはフロイトの唱えた言葉です。

それに対し、アドラーは人は目的の為に生きており、原因は自分にあるとしています。他者は変えられず、変えられるのは自分だと提唱しています。
その為、自分の未来はどうありたいかを明確に選択していくことが重要だと説いています。

最近は『嫌われる勇気』でアドラー心理学が有名になりましたが、日本人の考え方はフロイトの考え方を採用している方が多いです。

『毒親』という言葉も今の自分は親のせいだということを前提にしています。

私は今の子どもが好ましくない状況は フロイトのトラウマの考えで、自分のせいだと責め、アドラー心理学で自分のせいではなく、子ども自身の選択だと思おうとしましたが、何も解決しないことに気が付きました。

現状を、他者のせいにするか、自分のせいにするかではなく、未来を見据えたウィリアム・グラッサーの『選択理論』が好ましいと思いました。

ウィリアム・グラッサーの『選択理論』はすべての行動は自分の選択であるという考え方です。現状にフォーカスするのではなく、未来はどうありたいかという考え方です。

人間は精神的な生き物です。
他者のせいにしすぎるのも、自分を責めすぎるのも如何なものかとは思いますが、自分を1いじめすぎない考え方を好めばいいと思います。

今日も笑顔で!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?