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怖さと怒りで未熟さを知る

こんにちは。
ここでは一主婦が学んだことや聞いたこと、日々の出来事から内観したことについて書いています。

今日は
目薬をごねる次男にガチギレしてしまったことの内観と、
自分の幼少期の感覚が繋がったことについて、です。




ここ最近の花粉によって次男の目が真っ赤になり、
日中も夜中も痒そうに目をこすっていました。

見かねて病院に連れていき、
点眼薬と内服の錠剤を処方してもらい帰宅。
その夜、
目薬をつけてみようとしたときの出来事です。

5歳の次男にとって点眼は人生初。
プールで水が目に入るのも嫌がる彼なので
そりゃ点眼なんて、未知のモノが目に入ってくる!
なんて恐怖でしかないよな、と頭では分かっていました。


が、いくら説明しても
目のまえで私が点眼するのを見せても
何度もごねて嫌がる姿に徐々にイライラしてきて、
ついにわたしはキレてしまいました・・・


「いい加減にしてっ!!!!!」





わたし、普段怒りの感情ってあまり出ないのです。
(まぁこれにはいろいろあります)

だからこんな些細なことで
キレてしまった自分への驚きと衝撃がありました。

そして
泣いている次男を見て、
(あぁ怖がらせてしまってびっくりさせてしまって申し訳ない)というなんともいえない気持ちもありました。



結局、その日は点眼はせず
寝室で布団に入っていると次男が
「殴られるかと思って怖かった」と一言・・・

もう胸が引きちぎられそう・・泣


「あんなに怒ってごめんね。怖かったよね。
お母さん、
目を搔きすぎて目が心配だったし、早く痒いのが収まるといいなって思ったの。(次男くん)の大事な身体だし(次男くん)が大切だから。だから早く良くなってほしいなって思ったの。。」


と、
こんなにも未熟でしょーもない自分の
でも
そのとき感じたなるべく素直な率直な想いを次男に伝えて
寝ました。






怒りの奥は不安と心配からだったんです。



「殴られるかもしれないくらい怖かった」
この次男のことばを聞いて、ぶわっとこみあげてくるものがありました。
思い出すと運転中だけど涙が出てきました。。。

なんだろう、この感覚・・

あ、これわたし子どもの頃父親に対して抱いていた感覚と同じだ!!




子どもの頃、(今もまだ少し・・)
わたし、父親が怖かったんです。

当時、
本当は言われて悔しかったこと、
本当は怒りたかったこと、
言われてイヤだったこと、
それはやりたくないと思っていたけど
言えなかったこと。
たくさんありました。


もしあの時、
口答えをしたら、、、
もし自分の本当の気持ちを押し通そうとしたら、、、
『殴られるかもしれないと思うくらい怖かった』んです。。

しかもこんな風に感じていることすら誰にも言えなかったし
言ってはいけない、
自分が我慢すればいいと思っていました。


子どもの頃、そんな風に感じてたな、怖かったなっていう感覚と
次男が呟いた
「殴られるかもしれないと思って怖かった」
という言葉が

幼かった自分の心の奥の方で叫んでいたことが
繋がった気がして

今の私の心の奥ーーーの方で
泣いていました。


ほんとは、、、


怖かったよなぁ。。。。。。
できない自分も
ダメな自分も
認めて欲しかったなぁぁぁぁ


「いいよ」って
言ってほしかったなぁぁぁ



翌朝、
おもむろに薬を出してきて
「これ飲んでみる」と
人生初の錠剤を自ら飲んでいた次男。

「目薬はいいよ、自分のタイミングで。」
そう言えた自分と
薬は飲めると自分で決めた次男。



今はできない。
どうしてもやりたくない。

こんな気持ちでいるよ。

お互いの気持ちを受け入れて、
未熟さも
認め合って
補い合って。

そういう自分でいたいと思ったし、
家族にまた今日も助けられた出来事でした。


まだまだ未知の自分もいます。
それを
見つけて癒していく、

わたしの学びと内観は続きます。



本日も最後までお読みいただきありがとうございました!!







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