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新幹線旅が好きな理由(鉄道の日に寄せて)

本日は鉄道の日だそうな。

鉄道といえば、私は新幹線でいく出張や旅がことの他好きである。品川駅や東京駅で新幹線のホームに降り立つとそれだけでウキウキしてしまう。なぜこんなに好きなのか(笑)

一つには、小さい頃から毎年夏はささやかな家族旅行に行っていたことがあるのかもしれない。国民宿舎や、親戚のお家に泊りながら、ほぼ100%鉄道に乗っていく。特に、今はもうない特急あさま(今は北陸新幹線ですね)、車窓から見える風景を色々メモだかスケッチだか必ずしていたくらい。現地についてからと同じくらい、移動時間が楽しみだった。

新幹線のデザインも好きだ。とにかく、かっこいい。今は東海道・山陽新幹線だけじゃなく、北海道東北、北陸、秋田、山形、北陸長野、九州、とある。先日は出張で大阪から広島への移動があり、これはチャンスと、山陽新幹線から九州新幹線に乗り入れている「さくら」に乗車。事前にyoutubeでたくさん画像が乗っていたのでチェックはしていたのだけど、客室デザインもゆったりしていて快適な旅ができた。デザインは機能的にも感覚的にも、私たちの暮らしをゆたかにしてくれる。

で。もう一つ最近この旅が好きな理由を見つけた。それは、
自分の身の回りの荷物を最低限持ちゆったりとした時間を持てること。

流石にこの歳までくると、それなりに荷物が増える。これまでのコンサル、講師という仕事柄、自分で作ったテキストなどの書類や書籍はどうしても蓄積する。さらには高校生の息子たちの荷物。趣味のものも含め、服やら靴やら、サイズ感も色々とデカい(笑)。とにかく自分のものだけはデータ化と牛歩戦術並のノロノロとした断捨離で増やさないようにするのが関の山だ。

その点、出張では、最低限の荷物を持って、余計なものがないホテルに一人で泊まるので、思考に集中できるのと、情報を遮断する稀有な時間を持てる。なんというのか・・・鎌倉などで静かなお寺に行って本当に畳しかないお部屋に一人で座った時のあの感覚にちょっと近い。清々しさ、という言葉が一番しっくりくるのかも。

今年は移動が減ったけれど、それでも少しずつ、復活してきている。出張も含めた旅の時間。大切にしたい。

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