近年、よく耳にする、このフレーズ。

カフェを夢見た私が、実際にカフェをオープンしたら、誰もが「好きなことを仕事にしている」と考えると思う。

実際の私は、どうなのか。

私の場合、好きなことだけを仕事にしているかのように見えますが・・・。ただ、現実は少々違います。残念ながら、「好き」だけがこの仕事を占めていません。

嫌なことから逃げずに、正面から向きあって、心から楽しめるためには、どうしたらいいんだろうか。

そんな風に、いつも、答え探しをしている感じでした。

完全にこの答えが出たのは、カフェを始めて１０年が経ったとき。

「苦手」「嫌い」なものを、好きにすることは難しい。

でも、「嫌なこと」を一括りにせずに、好きな部分と、嫌いな部分を細かく掘り出していくこと。

自分の与えられた仕事のなかで、「好き」を何個も見つけること。

そうすると、見えてくるものがある。

私の仕事は、
嫌いな中にも、かなりの好きが交じっているのです。

だから、これからも「ケーキ」を捨てることはないのだと思っている。

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詳しくは音声配信にて。