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自虐ネタと整形

自虐ネタというものがあまり好きではない。だが、この世をうまく生きていく為には時には必要とされるものでもある。なんとも世知辛い世の中だ。

なんの気に無しに投げかけられる言葉として、「太った?」とか「ブス」とか書いていて悲しくなる様な言葉だ。
この言葉に対して傷つきながらも「もーやだーデブス通りまーす」みたいな感じでよく返していた。

実際のところ可愛いわけじゃないし、逸材でもない。身の程も知ってたから、いい感じに会話を回す潤滑油みたいな感じで自虐ネタを使っていた。

可愛い子がいる場面では、彼女たちは自虐ネタを使っていなかった。そもそも自虐ネタのパスさえ回されずにいて、ピエロ役は私であった。
そうか、可愛くなれば、綺麗になれば、この嫌な役目から解放されるのか。そう考えて医者に頼ったことが数回ある。

しかし、以前よりマシになった顔と体型になっても、今度は『整形』というワードでいじられ、私はまた自虐ネタを手に入れてしまっていた。本末転倒だ。

もうこの時点で今まで悪だと思い、抑え込んでいたプライドが爆発し始め、心の中にギャルが住み始めて、お前が好きな女優さん大体整形してるよね?と声に出ていた。

そもそも何が楽しくて自分を下に下げ、安い笑いを取りに行かなければならないのか。自分の短所やコンプレックスは、自分自身が知っていればいいことだ。人様にお披露目する必要なんてない。

綺麗になるのはいつでも自分自身のためだと心に刻んでおけば、バカみたいな自虐ネタにも立ち向かえる気がする。

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