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【101回】読書日記(190326)〜職員室の関係づくり

○連続投稿100日達成

とりあえず続けてみよう、とやってみたら「100日」達成できた。
これからも書き続けよう。

今日は単身赴任先に持っていく本を選んでいた。とりあえず30冊程度。


○赤坂真二編著「学校を最高のチームにする極意 職員室の関係づくりサバイバル うまくやるコツ20選」(明治図書、2017年5月)

まずは「あとがき」を見てみよう。

クラスがまとまらない、子どもたちとなかなかつながれないという話を聞きますが、教師の心が本当に折れるのは、同僚との関係がこじれたときです。
(中略)
私たちの教室での実践力は、職員室でうまく振る舞うことによって発揮されるのです。(p186)

僕が崩れ落ちたのも、結局は、職員室で生きていくことができなかったからだ。
理不尽な叱られ方をされても、嫌味を言われても。「嫌われたくない」という思いで、仕事に向かっていた。そして崩れ落ちた。
当時の記憶は薄らいでしまった。
精神疾患になったこと。決して苦手な同僚のせいにしない。僕が変わることができなかったのが原因である。だが、僕を責めることもしない。過去を責めても仕方なからである。変えようがない。変えられるのは、未来の僕だけだ。

4月から職場に復帰する。精神疾患が治ったわけではない。また強い不安を得て、マイナスな考え方に脅かされる可能性もある。そういう性質のもとに生きてきたからだ。以前と異なるのは、僕の中にある「自分を責める声」と戦う方法と、相手の意見を自分の批判にとらえてしまう癖を、見直す方法を手にしたことだ。変わることはできる。

20人の小中学校教師によって執筆されている。
上司、年上、年下、同年齢、合わない人との関わり方。そして初任者へのアドバイスの6項目について書かれている。

これから、何を意識していくか。
上司については、「上司が考えていることをきちんと知ること」「相談すること」「情報を伝えること」
年下については、「自分の失敗も含めてさらけ出すこと」「同じ立ち位置でいること」「上から目線でアドバイスや自分の経験を語るのではなく、話を聞き、本人がどうしたいか聞き出すこと。励ますこと。」「相手の考えを尊重している姿勢を見せる」
合わない人については、「相手を知ること」「相手を合わせようとしない」「合わない人に合わせる」「合わないままでも、自分の目的に向かい進む」


職員室の人間関係づくりも、生徒との関係づくりも似ている。
合わない生徒にもとことん向き合ってきたのだから、さて、合わない教師に、とことん向き合ってみたらいいものか…なあ。

あくまで、自分を犠牲にしないで、相手の顔色をうかがわず。
根本は、他人への関心「共同体感覚」とともに、チームの一員として。