見出し画像

2024年 AIプレゼンの限界(No.219)

最近、AIを使ったプレゼンの
作成について研究しています。

マイクロソフトのAI機能
「Copilot」(コパイロット)
を使ったパワーポイント作成、
デザインのプラットフォーム
Canva(キャンバ)を利用した
スライド作成のウェビナーを
受けたり、YouTubeを
見たりという程度ですが、
わかることもあります。

これらはまず文章を準備します。

この段階で短い質問を出して、
AIに文章を書いてもらうこともできます。

「2024年までの10年間の
脱炭素化の動きを教えてください」

すると、2014年に○○が起こり、
2015年には△△が出現しました…」
のような文章ができるとします。

たとえば、Wordにこの文章
を貼り付け、ページの区切りと
なる空白行を入れる。

ページタイトルにあたる文
本文にあたる文がわかるように
しておく。

すると、デザイン性の高い
テンプレートに振り分けられて
いくという流れが主流のようです。

もし、急に「1時間後に脱炭素化
のプレゼンをして」と言われた
なら、これでなんとかしのげ
そうです。

1ページにタイトルと説明文、
挿し絵の入ったものが量産された
スライドが完成!!

ただ最低限プレゼン風のスライド
が準備できたという感じです。

ここでプレゼンの目的を考えて
みます。

何か達成したいことがあるから
プレゼンするはずです。

「電気料金を下げる」ことを
目的に脱炭素化のプレゼンをする
のだとしたら、AIが作った
スライドでは人々を行動に移す
ことは厳しそうです。

ライバル企業を交えたコンペ
(競争)だとしたら、勝ち抜け
られそうもありません。

AIはそれっぽいものを作る
ことはできても、あなただけが
知っている
・A社のコーポレートカラーは紺色
・社長はこういうコメントが好きだ
・さっきニュースでやっていた
 この話題を使おう
といった情報は勘案してくれない
からです。

技術というものは日進月歩ですから
近い将来、AIが
・その人が書きそうな文章
・その人がリサーチしそうな情報
・その人がプレゼンする相手の情報
などを学習して提供してくれる
時代がやってくるかもしれません。

ただ、2024年現在のAIは
まだそこまで達していないようです。

すると、
・訴えたいメッセージを決める
・入れたい情報のリサーチ
・適切なビジュアルの準備
などは自分でやる。

逆に
・効果的なフォント設定
・見栄えのよいカラー設定
・レイアウトデザイン
などはAIにお願いできそうです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?