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身体家電

 私の清潔の価値観の変化とは、とことん身体の機能を見直して、どう身体の機能を工夫して使いこなし健康を維持するかということです。
 
  私は身体を電化製品として考えて捉えることが好きです。
 例えば、胸には空気を冷やすエアコンや風通しをよくする扇風機があり、胃には除湿機があり、下腹(丹田)にはストーブが入っていると考えています。
 熱い夏には胸を動かすような呼吸運動をしっかりして身体を冷やします。湿度が多い時には胃を中心とした部分を伸ばすストレッチをして身体から湿気を追い出していきます。冬の寒い時には腹圧をかけるような呼吸をすることで身体を心から温めます。
 
 足首はコンセントで、膝がスイッチになるので、足首回しの運動をして、膝のほぐしや膝伸ばしをしないと、身体家電はスムーズに動いてくれません。
 手首は「強・中・弱」の調整機能になり、肘は風向きやフィルターのスイッチなるので、腕のストレッチや柔軟性をすることで機能コントロールがスムーズになります。
 このようにして、環境の変化に身体を合せていくことができると考えています。
 
 
 パンデミックが発生し、私は健康のスペシャリストとして愛すべき人々をどのように守っていけばいいのか、進化していく電化製品を参考にしながら、身体家電を考えました。
 
 流行性の強い呼吸器系の風邪(コロナやインフルエンザ)対策として、鎖骨のくぼみのところに硬さがあると感染しやすく症状が長引きやすいので、鎖骨のマッサージと首のストレッチでウイルスが侵入しにくいように、フィルター機能強化を考えました。
 
 後頭部のマッサージをした後に、丹田と骨盤底筋群を使う呼吸法で、身体のクリーニング機能を高めました。
 骨盤底筋群から生命力、丹田から身体機能を最大に発揮させながら、後頭部マッサージでさらに生命活動をスムーズに活性化させます。
 後頭部は骨盤を動かす元なので、後頭部と骨盤呼吸をつなげると、お腹に「すっー」と息が入り自然に呼吸が深くなることで、生命力活性機能とクリーニング効果がより高くなります。
 
 アキレス腱を伸ばすことは、命を伸ばすことに繋がっていくと言われているので、アキレス腱も後頭部をマッサージしながら伸ばしていきました。
 
 その他のオプション機能の改善として、
 熱には足の裏と耳のマッサージを、
 咳には胸椎と肩甲骨のストレッチを、
 鼻水には股関節ストレッチを、
 喉のトラブルや筋肉の痛みには身体の裏のストレッチを、
 頭痛や神経痛、不眠や精神疾患には爪揉みマッサージを加えました。
 
 当初はウイルスの特性や対策も分からなかったので、マスク、手洗い、ソーシャル・ディスタンスを守りながら、「身体の自然治癒力」を信じて免疫力や抗体を高めることができれば、その他は、進化していく医学や化学、AIや電化製品がサポートしてくれ、パンデミックを乗り越えられると信じて今日まできました。
 
 今後、伝染病の変異や新たな伝染病が発生しても、化学と自然治癒力がタッグを組むことで、どんな伝染病ともうまく付き合えるのではないかと考えています。

#清潔のマイルール

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