yuki

大学中退→零細企業→中堅製薬会社情報システム課長→大手地方銀行IT部門

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最近の記事

プランB

私には高校からの親友がいる。 その親友と固く誓い合った事がある。 40になってお互いハゲていたら、一緒にチョンマゲBARをしよう、と。 そう誓い合った経緯はこうだ。 その親友は高校時代からおデコが広かった。 俺は将来ハゲるかもしれない。 親友である私にそう打ち明けてくれた。 そこで私は提案をした。 40になってお互いハゲていたら、一緒にチョンマゲBARをしよう。 その為に金を稼いでお互い成功しよう。 もしハゲなかったら、それはそれで素晴らしいし、ハゲていてもチョンマゲBA

    • アンガーコントロール

      突発的な怒りというのは制御できない。 だが、ジワジワと高まる怒りというのはそこにコミカルなエッセンスを加えてやると制御出来る。 あなたは車を運転している。 長く続く一本道で、気分よく運転をしていた。 そこへ背後から車が近づいてきた。 段々と車間がつまり、どうやら煽り運転をしているようだ。 遅いスピードで走っている訳でもないのに、ギリギリまで車間をつめ、ハイビームを点滅させクラクションまで鳴らしてくる。 イライラしてこないだろうか。 ではここにひとつのエピソードを足してみ

      • 競わない

        ソーシャルゲームではキャラクターや装備にレア度という概念がある。 希少の意味でのレアだ。 レア度が高いものはイコール有用なものが多い。 では自分を振り返った時に、自分のレア度はいくらだろうか。 例えば、何かの分野で世界一であるとする。 スポーツであったり、能力であったり、仕事であったり。 無論、その人のレア度は最高ランクとなる。 世界一はその人一人だけしかいないのだから。 レアなものは価値が高い。 それは骨董品や何かのコレクションでは当たり前の事だが、人においても市場価値

        • 好きの分解

          子供の頃なりたかったものは、と聞かれると私は迷わず名探偵と答える。 小学校の頃から、ミステリーが好きだった。 定番のシャーロックホームズなどを読み漁り、その頃は児童書でもミステリーが豊富にあった。 青い鳥文庫のパスワード探偵団やはやみねかおるの夢水清志郎シリーズ。 大きくなったら、名探偵になってやる!と心に誓っていた。 しかし、名探偵という職業はなかった。 探偵という職業はあれど、ミステリーでいう名探偵とは似て非なるモノ。 どんなに努力しようが、ない職業になることは出来ない

        プランB