殆どの国では、麻薬取引などの犯罪組織はリベラル贔屓で、麻薬使用もリベラル界隈が多い。右寄り暴力団が麻薬をシノギにする日本とは、逆らしい。

故J・F・ケネディ米大統領は、従来のマフィアとの関係を清算しようとした事が暗殺の原因となったとも言われますね?つまり、それまではマフィアと何らかの腐れ縁があったと言う事です。

殆どの国でもそうですが、米国を例にとると、麻薬売買を生業にする犯罪組織は、普通はリベラル贔屓ですし、それを消費する界隈も、フラワーチルドレンやカウンターカルチャーなどのリベラル文化界隈が中心でした。

要するに、マフィアや麻薬消費は、普通はリベラル界隈寄りなのです。リベラル寄りな政策・立法の方が、麻薬売買などを行い易いからですね。

ここで皆さんは、気が付かれませんか?日本では、このポジションが普通の国々とは逆なんですよ!

日本では暴力団の事務所には必ず神棚が有り、概ね右寄り愛国寄りで、右翼団体との境界線が曖昧ですらあるそうですね?構成員に在日外国人が多いと言う話も有りますが、全体的には日本の犯罪組織は右寄だった歴史がある様です。

麻薬も、暴力団のシノギの一つでしたし、かつては、政府系愚連隊に対する報酬支払いにアヘンが使われる事さえ有ったと言います。

また日本では、ヒッピー文化などは余り振るわず、それらリベラル文化が麻薬の主な消費先になる事も規模的に有りませんでした。

かつて全国誌の新聞で、暴力団の家族達が、待遇改善や生活レベル向上を訴えて、都心の街頭でデモ行進を行ったとの記事が掲載された事がありました。

その記事の中に、居合わせた外国人達は驚いていたと言う記述がありました。海外では犯罪組織は日の当たる場所に出て来て、デモ行進をする様な存在では決してないからだと言う事でした。

と言う事で、殆どの国では、麻薬取引などを行う犯罪組織はリベラル贔屓であり、麻薬使用もリベラル文化の界隈が多いのですが、日本では、そのポジションが逆に入れ替わるのです。

単なる事実関係ではありますが、世の中を把握する時に知らないと勘違いをしてしまいますよね?

街頭でデモを行う暴力団関係者

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