痩せたいなら、〇〇が鉄則!
ダイエットと言えば、ランニングと考えてしまうだろう。
しかし、ランニングよりウォーキングの方がダイエットに効果がある。
少し息が上がるくらいのウォーキングを20~30分行うと、アンチエイジングが高まる。
人間の消費カロリーの多くを占めるのは、日常生活で使っているNEATである。
NEATとは、運動以外の日常の活動で消費されるエネルギー。
私達は、家の中で階段を上り下りしたり、物を持ち上げたりといった動作で、1日500~1000キロカロリーを消費している。
さらに筋トレしたり、心肺機能を鍛えたりして、疲れにくい体を作って代謝を上げ、NEATを増やしていく方が、はるかに痩せやすくなる。
そのNEATを増やすためには、少し息が上がるくらいのウォーキングが効果的というわけである。
例えば、ランニングで1㎏減らそうと思えば、77時間走らないといけない。
ランニングは、「体重×距離」がおよその消費カロリーなので、体重60㎏の人が5キロ走ったとしても、300キロカロリー(おにぎり2個)しか消費しないのである。
また、ランニングはケガが多い種目の一つと言われている。
1990年代の調査では、ランニングの怪我の発生率は、37~56%と出ている。
これは、アメフトの負傷率よりも高い数字。
ランニングすると、とても気持ちよくなる。
そのため、ついつい無理をしがち。
なので、気分を良くしたり、メンタルを落ち着かせたりするためのランニングなら賛成だが、痩せたいという理由でランニングするのは本末転倒になるということを覚えておくべき。
痩せたいなら、ランニングではなく、少し息が上がるくらいのウォーキングが鉄則である。
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