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【超短編小説】宇宙人が地球に来ない理由

■1章 宇宙人の視点
「あいつら・・・」
「ああ、あいつらは・・・キモい」
「だよな。汚すぎる・・・」ゲー🤮

■2章 光合成
地球が死の星だったところに海中でシアノバクテリアが生まれた。
シアノバクテリアは地球にイノベーションを起こした。
光合成をすることで酸素を生み出した。
海中で生み出された酸素は、最初海の中で消費された。
そのうち余った酸素が大気に広がった。

そして、

なんやかんやあって陸地のほぼ全ての場所に植物が広がった。
植物は光合成によって二酸化炭素を吸収し酸素を排出する。
光合成が世界中に行き渡ったのだ。
そう、地球上の全ての生物にとっての命の源がそこにある。

■3章 再び宇宙人
「え、どゆこと?」
「つまりさ、地球の動物って全員植物のう○こ食ってるんだぜ」
「う○こ食ってるってキモくね?」
「てゆうかそこらじゅうう○こだらけってこと・・・?」
「🤮」
「キモい、キモいよー」えーん

■4章 真実
という理由によって宇宙人は地球に来ない、と2058年に明らかになった。


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