18.遅れの誤差を埋める
遅れの誤差を埋めていくと、物事がスムーズに回り始めます。
最も基本的なのは、自分の遅れを記録とか観察によって知っていくこと。
知るだけで・・・実際には何も早くならなくても、心の不整合は解消されます。
これが一番簡単な、
を埋める方法。
この方法にじっくり取り組んでいると、
というようなことが出てきます。
そういう無駄を見つけて省いていくだけで、
心の不整合だけではなく、実際の遅れを埋めることが可能になります。
遅れ、を生み出す一番はっきりとしているものは
です。
上に書いた、無駄な作業は本当は気がついて省けばいいのだけど(省けるものはあるのだけど)、
わかっていてもなかなか遅れの誤差を埋めることができなくて困っています・・・・・・というようなこともよくあります。
ちゃんと調べなければ不安
ミスを生み出してはいけない
納得できるまではアウトプットできません
つい興味のある方向へどんどん流されます
物事は5回確認しなくてはなりません
いつもほぼ必ずこういうことになってしまうのだとしたら、それはブロックの可能性が高いのです。
遅れは心の不整合が
であって、
遅れがあるから、はじめて心の不整合が生まれる・・・のではありません。
自分で自分の足を引っ張って、だから遅れて、さらに不整合が生まれる
というようなケースのことです。
こういう場合は
焦点を当てて、
最短でできるだけの方法でトライしてみることです。
完全性を問わず、スピードだけを問う。
もちろん心はうがうがと気持ち悪くなるのだけど、何度か試して感触をつかむのがコツです。
メンタルブロックの解消方法は他にも色々あるので、
自分で自分のこととしていろいろと調べてみるといいと思います。
成果に焦点を当てるというのは、ビジネスで考えるととてもわかりやすいのです。
最もわかりやすく、そして必要なのは、
という考え方です。
入金のタイミングを極力早くするということでもあります。
契約やサービス提供から、入金までの期間・時間を短くする。そのための方法を考える。
例えば、以前、僕のセミナーでは
の入金をルールにしていました。
個人的にはいつでもいいとすら思っていて、
払いたいときに払えば!?というスタンスなんだけど、
ビジネスとして、きちんとさせるために
事務管理にお願いしてきっちり集金してもらっています。
これはビジネス的に考えて、現金先入れのメリットももちろんあるのだけど、
何より物事が早めに完結するということでもあります。
いつまでも入金がなければ、いつまでもその遅れと付き合って、メールを送り、問い合わせに答え、何度も入金チェックをしてやっとひとつの契約が終了することになります。
つまり手間。
遅れは不必要な労力と心配を
生み出し、
例えそれがシステムとして解決できるようになっていたとしても、
コストを生み出し生産が遠くなる・・・
・・・というような特徴を持っているわけです。
遅れに対する苛立ちは、
何もビジネスを取り上げなくても、
例えばアフタヌーンティーを注文してから20分も音沙汰がなく、
やっと出てきたものを見てみると6品しかないのに、
なぜこんなに時間がかかるんだ!
というような日常の場面でも起こり得ることなのです。
無駄に遅れていいことなどほぼありません。
行列ができる店やディズニーのアトラクションなら、
遅れること自体がステータスになるのかもしれないけども
それすら遅れの適切な計算があったりするわけです。
ワールドをうまく回そうと思うのなら、新しい取り組みや物事の改善にではなく、
です。
つまり、
自分の遅れのしくみを良く観察する。そして無駄を省く
無駄を生み出すブロック構造を持っているのならメンタルに取り組む
物理的に遅れを埋めるような考え方で物事を見返してみる
この3点ワンセットで、遅れを埋める基本は完璧です。
たったこれだけのことで、動きが見違えるようによくなります。
あともうひとつ。蛇足なんだけど、
というのも効果的です。
前話:17.遅れの認知だけがビジョンを作る
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