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「大欲は無欲に似たり」

こんにちは、えとろぐです。

最近、組織作りに関心が高まっています。
特に先導者としての心の在り方について気になってなりません。

そんな私ですが、現在、中国哲学の一つである『老子』を読み進めています。
私自身、読解力が高いわけでもなく、古典に対しての知識が明るいわけでもないので現代語訳&解説した書籍のお世話になっているわけですが、これがまた非常にありがたい。

いくつも心の琴線に触れるフレーズはありましたが、中でも

道の天下に在るをたとうれば、
猶お川谷の江海に与するがごとし。(聖徳第三十二)

【解説】
私利私欲を満たそうなど、スケールが小さすぎる。そんな欲は捨て、宇宙的観点からみんなを幸せにすることを考えなさい。
そういう大きな欲を持てば、海が川の流れを集めるように、人望を得てことを為すことができる。

『超訳 老子の言葉「穏やかに」「したたかに」生きる極意』83頁より適宜改行して引用

が心に残っています。

私はとても器の小さい人間ですので、どうしても目先の小欲に駆られてしまい、衝動的な行動をとってしまいがち。
老子が説いたとされる「もっと大きな欲望に忠実に従っていれば、そんな小欲など瑣末だ」という言葉は胸にグサグサと刺さってになると説いていたそうです。

「世の中を変える」
「世界平和」
「日本を世界一の経済大国にする」

このような大層な夢は持っていませんが、私の過去の生い立ちから「ひとり親で精神的、経済的に辛い思いをする子どもを減らしたい」という想いを抱いています。

「組織作りと良い家族関係の構築は似ている」

これが最近の私の持論。

老子からの言葉を知り、改めて私が持っている強い意志を再確認することができました。

日々の行動が大きな夢、欲望に向かっていることを信じながら生きていこうと思います。

ちなみに今回紹介させていただいた書籍はこちらです↓

この記事を書いている2023年12月13日ではKindle Unlimitedの読み放題対象となっていますので、会員の方はぜひ手に取ってみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も善き日になりますように。

えとろぐ

最後まで読んでいただきありがとうございます! 記事は読みやすかったですか?あなたのためになったでしょうか? 私が体験したこと、学んだことが少しでもあなたの心に残るととても嬉しいです。