見出し画像

良好なパートナーシップを築くために大切なこと

彼氏や旦那さん、どんな形のパートナーシップであれ、良好かつ円満な関係を築き、相手から愛されるためには、「自分の機嫌は自分でとる」っていう意識がとても大切だなって思う。特に、女性側にとって。


今までのわたしは、恋愛対象に対してかなり依存的で。
「あなたがわたしを安心させてよ」
「あなたがわたしを愛してよ」
「あなたがわたしは愛される価値があると信じさせてよ」
っていう思いを無意識に持っていた。

それは、
「なんでLINEの返事くれないの?」
「最近、絵文字とか好きとかなくない?」
「昔はもっと愛情伝えてくれてたのに」
「会ってるときも好きだよとか言ってくれなくなったよね」
「冷めちゃったの?わたしのこともう好きじゃないの?」
って相手に対して思ってしまい不安になったり、時として直接相手にそういう言葉を放って相手をしんどくさせたりしてしまっていた。


でも。

あるとき、ふと思ったの。
パートナーは、わたしのカウンセラーでもなければ、セラピストでもない。

自分がパートナーにぶつけている不満って、自分の中に漠然と存在する自分に対する自信のなさや、不安、自己肯定感の低さのあらわれなんじゃないのかなって。


過去の記事で、こんなことを書いた。

自分の中に横たわる漠然とした不安や自信のなさは、外の人に埋めてもらえば満たされるものなんだろうか?

まるでヒビの入ったコップみたいに、水を入れても入れても、いつまでもいっぱいに満たされることはない。そして、今までのわたしは、ヒビは無視して、「もっと満たしてよ、もっと水を注いでよ」と相手に求め続けた。

でも。それって、他者依存。
健康的な関係性ではない。相手もどこかのタイミングで疲弊する。疲弊しないのは、相手を束縛やコントロールをすることで自分自身の承認欲求や愛されているという自己価値を感じる地雷系の人たちだけ。(元旦那がいい例だ)


「自分の機嫌は自分でとる」

それはつまり、自分の外の人に「わたしは愛される価値があるんだ」と信じさせてもらうことをやめるということ。

外の人は関係なく、環境や状況も関係なく、どんなときでも「わたしは愛される価値がある」と思える自分でいたい。

どんな自分も丸ごと受け入れる自己受容をしてあげられるのも、自分のこころの中にある傷や不安や恐れを癒してあげられるのも、結局は自分だけ。


「自分の機嫌は自分でとる」

そう決めてから、彼との関係性はすごく心地よく、いい感じになった。彼からの愛情表現も増えた。彼の愛情ややさしさを感じられることも増えた。

わたしだって人間だから、悲しくなってしまう日や、落ち込んでしまう日もある。

でもそういうとき、相手に癒しを求めない。相手が気づいてくれて寄り添ってくれたり、優しい言葉をかけてくれたら、そりゃ嬉しいし、万々歳だけれど。じゃあ、相手がそれをしてくれないと、わたしは悲しいまま、落ち込んだままなの?って話で。なんで自分の気分を相手次第にしてるの?って話で。

悲しいとき、落ち込んでしまったとき、好きな音楽を聴いたり、ストレッチをしたり、好きな漫画や映画を観たり。自分で自分がご機嫌になれるようにする。トラウマやパニックが起こったら、寄り添って話を聞いてくれる友達に話をしたり、自分で紙に書き出してみたり、安心安全の感覚を養ってあげられるような副交感神経を刺激するようなワークをしたりする。

そうやって、自分の機嫌は自分でとっていく。


自分の幸せは、相手の態度によって左右されるものであるべきではないと思うんだ。

自分の幸せは、自分自身の手で育てていくもの。感じるもの。
自分ひとりでも、ちゃんとリラックスしたり、気分転換したり、笑顔になれるような環境を作ってあげたり、行動をしたりする。

それが、自立ってことだと思う。


そうしてわたしが勝手に自分で自分の機嫌をとって、ルンルンでいると、彼も仕事終わりで疲れていても、なんだか嬉しそうになる。
もちろん相手も人間だから、仕事でいやなことがあったり疲れているときは、「ひとりにしてくれオーラ」を出していたりする。そういうときは、わたしは彼のことを放置して、ヘッドホンをつけて映画を観たり、漫画を読んだり、本を読んだり。自分で好き勝手に自分の機嫌をとる。


「理想の恋愛は、完全に自立できていて、それぞれの人生が充実している2人が、すでに充実してる人生の中で、それでもお互いに一緒にいられると楽しいし幸せが増していくって感じるから、一緒にいる。そんな関係性」

彼と付き合い始めたとき、どんな関係性が理想?って聞かれたときに、わたしが言った言葉だ。

あの日から歳月が経って、自分の中で色んな心境の変化があったし、一時的にはパートナーに対して依存状態に陥ってしまっていたこともある。でも、「結局は相手の問題じゃなくて、自分だよな」って腑に落ちたときに、わたしはまた、初心のこの言葉に還ってこれたんだよなあ。


いつも、自分軸をたてて生きていく女(ひと)。
いつも、自分の機嫌は自分でとって楽しそうに、幸せそうに生きていく女(ひと)。
自分ひとりでも、強くしなやかに生きていく女(ひと)。


結局パートナーがいてもいなくても幸せだし、ご機嫌。そんな自分を保っていくことが、良好なパートナーシップを続けていく秘訣なんだと思う。

この記事が参加している募集

最近の学び

サポートしていただいた方のことは忘れません