Enjoy @ Water Environment with BOUSAI

〜防災と共に生活を楽しむ〜海辺や河辺で楽しんだことや地域の防災への取り組みについて書き…

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〜防災と共に生活を楽しむ〜海辺や河辺で楽しんだことや地域の防災への取り組みについて書きます。 2021年度に大学院を修了、社会人3年目。 防災ブック{東京くらし防災}、ハザードマップ、 土木工学、水工学、河川工学、 数値シミュレーション

マガジン

  • ゼロから始める防災

    防災ペーペーの私が,ゼロから防災について勉強していきます.

  • 都心水辺散策

    週末に都心の水辺を散策しています.地域によって水辺の利用の仕方,周囲の街のあり方にバリエーションがあり,楽しんでいます.その記事をまとめました.

  • 水防災-自主避難訓練

    ハザードマップに基づいて,実際に避難所まで歩いてみます.そのこと思ったことを,淡々と記事にしました.

  • 暇つぶし流体解析

最近の記事

  • 固定された記事

土木屋が雨の日に見るwebサイト(更新)

更新情報 初稿:2024年3月26日 更新:2024年5月1日 はじめに 全国的に,すっかり春模様ですね.乾燥した冬から、雨の続く季節になります.やっぱり,雨の予報や川の氾濫などが気になりますよね.ということで,ペーペー土木屋の私が雨の日に見ているwebサイトを紹介します.  仕事中には,複数あるパソコンモニターの内の1つを使って,下の4つのサイトを常に表示しています.ここでは,日本気象協会と川の防災情報の土砂キキクル(気象庁,追加24/5/1),のwebページついて

    • 記事の更新:土木屋が雨の日に見るwebサイト、土砂キキクル

      先日、土木屋が雨の日に見るwebサイトということで上の記事を書きました。日本気象協会のサイトと国土交通省の川の防災情報を紹介しましたが、土砂災害関連のサイトがありませんでした。 今回、土砂災害危険情報を公開している気象庁の土砂キキクルというサイトについて追記しました! ぜひご覧ください。

      • 東京都防災ブック⑦:外出時の習慣

        はじめに 引き続き、進めていきます。今回は7本目。東京都から配布された「東京くらし防災」に基づいて,ゼロから防災について勉強しています.この記事では, 第1章「いま」できる備えから始めよう! の中の、「外出時の新習慣」です。ただ、あからさまに「新」とつける内容ではないと疑問だったので、「外出時の習慣」として記事を書いていきます。 東京くらし防災の目次 「いま」できる備えから始めよう! 日常の習慣でできる防災 普段から心がけておくこと 自宅の安全確認が最優先事項

        • 都心水辺散策12:隅田川の橋。橋は地域の玄関口。

          はじめに 前回、隅田川散策の備忘録を書きましたが、隅田川には数多くの橋梁が鎮座しています。今回は、隅田川に掛かる橋梁をピックアップして写真集を作りました。隅田川の上流から下流に向かって、橋梁の写真を撮影しました。 お気に入りの橋梁写真 新神谷橋 →早速、写真を撮り忘れていました。 新田橋 新豊橋 隅田川のすぐ横に遊歩道が整備されており、また堤防(土手)の近くの建物が少なく空間が開けた場所です。この開放的な景観・空間ができるだけ維持されるようにか新豊橋は比較的フラ

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        記事

          サイトマップ: EWE BOUSAI

          社会人3年目の若造の土木屋です。このブログ”Enjoy @ Water Environment with BOUSAI”は、水辺好きな私が、防災とともに生活するという大きなテーマのもと、幾つかの小テーマで記事を書いています。記事も増えてきたので、このブログのサイトマップを作りました。水辺や景観、防災、土木に興味がある方は、マガジン・記事をご覧ください。 EWE BOUSAIの小テーマ(マガジン) 都心水辺散策ー水辺の写真集ー 水防災ー自主避難訓練 ゼロから始める防災

          サイトマップ: EWE BOUSAI

          都心水辺散策11:隅田川

          はじめに さて、都心の憩いの場を求め、水辺を散策する会社員3年目です。今回は隅田川(1回目)を散策してきました。隅田川は、北区にある岩淵水門で大河川「荒川」から分流したものが、埼玉県を流域とする新河岸川と合流、東京都東部の低平地帯の7区(北区、足立区、荒川区、墨田区、台東区、中央区、江東区)を南に向かって流れ、東京湾へ注ぐ、一級河川です。流路延長は23.5kmです。 東京都のHPにもあるように、隅田川は人々が散策できるようにテラスが整備されており、今回の散策でも気持ちよく

          都心水辺散策11:隅田川

          東京都防災ブック⑥:買い物でできる防災 「日常備蓄」

          はじめに 東京都から配布された「東京くらし防災」に基づいて,ゼロから防災について勉強しています.今回の記事で6本目になりました。この記事では, 第1章「いま」できる備えから始めよう! の勉強を進めています。今回は、「日常の習慣でできる防災」の中の「買い物でできる防災」です。防災ブックの46-51ページの内容です。 東京くらし防災の目次 「いま」できる備えから始めよう! 日常の習慣でできる防災 普段から心がけておくこと 自宅の安全確認が最優先事項 「買い物」ででき

          東京都防災ブック⑥:買い物でできる防災 「日常備蓄」

          東京都防災ブック⑤:自宅の安全確認が最優先事項(1章の2)

          はじめに 5本目です。東京都から配布された「東京くらし防災」に基づいて,ゼロから防災について勉強しています.この記事かでは, 第1章「いま」できる備えから始めよう! の勉強を進めています。今回は、「日常の習慣でできる防災」の中の「自宅の安全確認が最優先事項」です。 東京くらし防災の目次 「いま」できる備えから始めよう! 日常の習慣でできる防災 普段から心がけておくこと 自宅の安全確認が最優先事項 「買い物」でできる防災 外出「ついで」にできる防災 マンション

          東京都防災ブック⑤:自宅の安全確認が最優先事項(1章の2)

          都心水辺散策⑩:内川.えっ,河口に浜辺!? 大森ふるさとの浜辺公園

          はじめに 日頃の仕事をリフレッシュするため,週末に都内の水辺を散策しています.今回は,内川.呑川の北を,立会川の南を流れる河川(東京都が管理)です.内川は大田区を流れており,流路延長1.55kmと短く,さらにその半分程度が下水道事業として地下に埋まっており、地表を流れている区間はちょびっとです.自転車で走ったので本当にあっという間でした. 散策時に知ったのですが,河口部には干潟があり,多くの鳥類の休息,採餌の場となっていたり,浜辺が整備されているなど潤いと安らぎをもたらす

          都心水辺散策⑩:内川.えっ,河口に浜辺!? 大森ふるさとの浜辺公園

          東京都防災ブック④:普段から心がけておくこと(1章の1)

          はじめに このマガジンの記事も4本目になります.東京都から配布された「東京くらし防災」に基づいて,ゼロから防災について勉強しています. この記事から, 第1章「いま」できる備えから始めよう! に入ります. 東京くらし防災の目次は以下のようになっています.今回は「日常の習慣でできる防災」の中の「普段から心がけておくこと」です. 「いま」できる備えから始めよう! 日常の習慣でできる防災 普段から心がけておくこと 自宅の安全確認が最優先事項 「買い物」でできる防災

          東京都防災ブック④:普段から心がけておくこと(1章の1)

          都心水辺散策⑨:立会川・勝島運河.もう,コンクリ河川は飽きたな~.でも,水辺+花は好きです.

          はじめに 休日に,水辺の憩いの場を散策してリラックスしてる社会人(3年目)です.これまで,23区内の河川を中心に散策してきました.今回は,東京都が管理する(2級河川)立会川と流末(出口)にある勝島運河を散策してきました. 立会川は,目黒区碑文谷一丁目を水源として,品川区東大井二丁目の浜川橋下流で東京湾に流れ出ます.大部分が下水道幹線(立会川幹線)として地下を流れており,地表を流れる区間は750m程度しかなく,この区間は高潮対策事業区間となっています. 今回は,JR大井町

          都心水辺散策⑨:立会川・勝島運河.もう,コンクリ河川は飽きたな~.でも,水辺+花は好きです.

          都心水辺散策⑧:呑川。コンクリ河川に潜む水辺の憩い

          はじめに はい。今回は、呑川にやってきました。これまで石神井川、神田川、日本橋川、渋谷川・古川、目黒川など、東京23区内を西→東に流れる河川沿いを散策してきました。 呑川は、世田谷区、目黒区、大田区の3区に跨る延長約14.4kmの二級河川(東京都が管理)です。世田谷区と目黒区の上流域では、呑川は暗渠(元々河川だったところの地表を覆い、地下の流れる形となったもの)となっており、下水道事業区間となっています。河川が地表に現れる区間(開水路区間)になってからは目黒区と大田区を流れ

          都心水辺散策⑧:呑川。コンクリ河川に潜む水辺の憩い

          民間マンションを津波一時避難施設として利用可能か?

          この記事は数年前に考えていたことです。今では情報も古くなっているかもしれません。 津波は突然やってくる.地震の後,慌てて重い防災グッズを持って安全に遠い避難施設に到達することは可能でしょうか?しかし,地域の全員が一斉に広域避難場所に向かえば渋滞し,人的被害が大きくなる可能性もあります. このようなとき,イベント発生時に一時的に避難する施設を津波一時避難施設などと呼ぶそうです.私がよく訪れる神奈川県の逗子海岸には、逗子開成学園があります。同学校は,神奈川県逗子市と協力して一

          民間マンションを津波一時避難施設として利用可能か?

          都心水辺散策⑦:渋谷川・古川、芝浦地域。渋谷駅に河川?

          はじめにーーーーーーーーーーー 渋谷川・古川は、元々、新宿御苑に水源をもち、渋谷区・港区内(港区内では古川と呼ぶ)を通って東京湾に流れ込む全長約10kmの川だったそうです.戦後、東京都都市計画下水道の告示などを経て、渋谷川は宮益橋より上流の区域を暗渠化して、下水道幹線として使用することが決まったそうです.そのため、現在では、渋谷駅前から突然、渋谷川が現れます. 今回は、都心の水辺空間を探して、渋谷駅(C2出口)から、渋谷川・古川を通り、河口に向かいました.そして、そのまま

          都心水辺散策⑦:渋谷川・古川、芝浦地域。渋谷駅に河川?

          東京都防災ブック・パンフレット③:防災レベル診断

          さて、東京都から配布された「東京くらし防災」に基づいて、ゼロから防災について勉強しています。今回は3回目。「質問に答えるだけ!あなたが今行うべき防災行動がわかるあなたの防災レベル診断」にチャレンジします! 10個の質問で防災レベルがわかります 室内の家具や家電の転倒防止・落下・移動防止対策をしているか? →一部はしている →5点 消化器の使い方を知っているか? →知っているが、使ったことがない →5点 災害に備えて、家族や同居する人全員分の水や食べ物を備蓄しているか?

          東京都防災ブック・パンフレット③:防災レベル診断

          暇つぶし流体解析①ダムブレイク問題(1回目)

          大学生の時には,流体解析を用いて,諸現象の実態解明を行っていました.就職してからは,気晴らしに自宅で流体解析を行っています.  今回は,計算法の妥当性の確認にも用いられるダムブレイク問題を対象に数値シミュレーションを行いました.簡単に言うと,水槽の片側に水を溜め,瞬間的に仕切り版を外し,溜まった水が勢い良く流れ出る現象です.水槽の長さを短くすることで,高速流が水槽の壁を上り,落下するとともに,水槽の反対側に戻っていきます.  以下の解析では,(解析精度も低レベルなので)最新の

          暇つぶし流体解析①ダムブレイク問題(1回目)