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私の意見

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私の普段からの考えを書き記した記事をまとめたマガジン
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悪しき上下関係の風習を終わらせるときの補償の必要性

中学や高校で、

「一年生はこの廊下を通ってはいけない」

「先輩が通ったら後輩はお喋りをやめてお辞儀し続けないといけない」

「下級生は部活の最初に上級生の前で一発ギャグをやらされる」

のような、生徒の間で発生した謎の風習があった人は少なからずいるのではないだろうか。

後輩の内は不便さや理不尽さに不満を抱きながらも従うしかなかったと思う。
そして先輩になると今までの鬱憤を晴らすように後輩に自

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多様性への先行的配慮には限界がある

多様性への先行的配慮には限界がある

世の中にはいろいろな人がいる。そしてそのそれぞれが相手に対して何らかの接し方を求めている。しかしその多様性は無数にあり、全てに配慮することは不可能である。

よくTwitterなどで、目に見えない障害や認知度の低い特性を持っていたりする人が、「伝われ〜」や「広まれ〜」という文で知られていない病気・障害を周知するための投稿をすることがある。

それは大切なことだが、そういった少数派の物事は無数にあり

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道端で困っている人がいたら手を差し伸べましょう

これは小学生の頃からよく聞いたセリフだ。

横断歩道を渡りきれずにいるおばあさん、段差を登れずにいる車椅子の人、歩道でうずくまっている人…。

向こうから助けはなかなか求められない。だからこっちから声をかけ、手を差し伸べる。

それは確かに大切なことだと思う。しかしそれだけで良かったのは昔の話だろう。

今は、例えば困っていそうに見える相手が実はリハビリ中で、自分の力で階段を登れるようになるため助

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良薬は口に苦し

良薬は口に苦し

よく聞くこの諺。体に効く良い薬は苦いものだという意味だが、ここで疑問が湧く。

なぜ体に良いものなのに脳はそれを苦いと感じて拒むのか。

野菜に関してもそうだが、体に良いものは美味しいと感じた方がどんどん食べるので健康になり、長生きし、子孫を残す確率が高まると思うのだが。

そしてそういう個体の遺伝子が受け継がれ、野菜を美味しいと感じる個体が増えると思うのだが。

ただ、分かる気もする。もしも薬が

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