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「傷ついた」ことを自分自身に隠さない

◎2024/1/8(月)
昨日書いた記事を読み返していて、これまで「夫」と書いていたのに、「主人」と書いていたことに気が付いた。

実際の日常生活では、いつも「主人」と言うけれど、新婚の頃はそんな言葉もなんだか気恥ずかしかった。

ちなみに、口頭で「夫」と表現したことは無い。
「主人」よりハードルが高い気がするのは、何故だろう。


◎2024/1/9(火)
ジェーン・スーさんにハマっている。
通勤時の車内、podcastでスーさんのラジオを聴き、寝る前の読書でスーさんのエッセイ本を読む。
本当にスーさんに始まり、スーさんに終わる一日。

出会いは、『おつかれ、今日のわたし』で、その後『貴様、いつまで女子でいるつもりだ問題』からの『これでもいいのだ』に至る次第。

ラジオは、特に相談コーナーが好き。
スーさんの回答には、いつもなるほどぉ!と唸らされる。
本質を冷静に見極めて、ズバズバッと、でも深い深い愛の込められた、スーさんにしか紡げない言葉たち。

相談コーナーばかり聴いていると、スーさんの表現の頻出ワードに気付くのだけど、その一つは「あなたは傷ついている」という言葉。

「納得出来ない」、「どうしてだめなのか」、「むかついた」、「許せない」、、
ありとあらゆる様々な悩みが詳しい背景描写と共に語られるけれど、どの相談者も「傷ついて」いて、それを認めることがまず第一歩なんだと気付かされる。

「傷ついた」ことを認めず、他の言葉で誤魔化そうとしたり、あるいはそれが何かをもやもやのままに残しても、その悩みの解決に至らないだけではなく、自分の人生そのものも次のページに進められない、みたい。


◎2024/1/10(水)
主人が当直。
結婚する時、思い至らなかったけれど、泊まりがけの仕事がある人、仕事が忙しい人と結婚するということは、必然的に「ワンオペ」が多くなるということだ。

そんな当たり前の事実に、私は気付いていなかった。
独身の時の私は結婚後の二人の生活しか思い描けておらず、「相手が忙しい人でも、私自身も仕事を頑張りたいし、一人時間も好きだから大丈夫!」なんて思っていた。

いやいや、育児においては、二人ペアのうち一人が多忙であればどちらが仕事や自由時間をセーブして、育児時間を捻出するしかないのだよ。

20代の私へ。相手が忙しいということは、相手が疲れているということは、2人だけの生活ならそれぞれの問題だけれど、育児が始まれば共有され得る二人のエネルギー、時間の相手方の量が平均より少ないということで、それはつまり自分がより頑張らなければならないということになる可能性が高いのです。

でもでも、だからといって9時17時の旦那さんがみんながみんな育児に積極的かという訳でもないみたいだから注意が必要!17時に終わって、毎日ゲーム、飲み会、だったら、意味はない訳で。ふぅむ、中々結婚後の人生まで想定した上でのパートナー探しって、難しいものですね。

そして、こんな風に、「パートナーより自分の時間が圧倒的に育児に割かれている」「自分の時間が欲しい」みたいに感じることも考えることはなんだか寂しいし、自分!自分!みたいで自己中心的に感じるけれど、でもきっとそれは同時に自然な気持ちの流れで多くのママさんが経験したことがある感情なはず。

勿論育児が嫌なわけではないし、我が子と二人で一緒に居る時間も本当に大切に思っている。けれど、時には「自分の時間」も欲しい。そこに母親失格とか、自己中なんだとか罪悪感を感じる必要はないはず、だってどんな労働にも休憩時間や休暇が法律で義務付けられているように、人間には「休む」権利があるから。

ちなみに私にとっては、働く時間も大切な「自分時間」のように感じます。


◎2024/1/11(木)
ワンオペナイト明けからの送迎からの出勤は、もう軽く一仕事終えたような気持ち。

娘は最近夜何度か起きるので、熟睡感も無く、朝も自分が早めに起きて自分の準備も先に済ませておかなければという緊張感で早めに目が覚める。

セブンでホットコーヒーを買って、より覚醒したいと思ったけれど、保育園までの道のりが混んでいたので、出勤時間が思いの外迫り、断念。代わりにカフェイン入りのガムを噛む。

昔付き合っていた彼の車にはいつもガムのプラスチックボトルが常備されていたことを思い出す。


◎2024/1/12(金)
主人は、飲み会。
飲み会好きな奥さんだったら、「良いな〜、私も飲みに行きたい!」なんて思うんだろうけど、何せ私は飲み会が苦手。

主人も自分と同じタイプなのは知っているので、尚更羨ましくはなく、寧ろ「お疲れさま〜、こちらは家でゆっくりさせてもらいます!」という気分。

当直と飲み会と、夜ワンオペなのは同じなのに、心の負荷は全然違う。
だって、飲み会はどんなに遅くても「帰ってくる」から。

しかも今日は金曜の夜。THE KIRAKU!
そんな訳で、寝かしつけの後は、録画していた松本清張のドラマを一人静かに楽しんだ。本当に、武井咲さんは松本清張の物語の雰囲気にぴったり。


◎2024/1/13(土)
帰省した時に実家から貰ってきた新聞を読んだ。
最近、無性に新聞が読みたくて、頼もうかと考えたけれど、主人は全く読まないようだし、そもそも読む時間や気力はなさそう。

私もその日の状況次第で、読めたり読めなかったりするだろうし、そもそも自分一人のために購読するのは勿体ないのでは、、そして、マンションだと朝刊、夕刊を下のメールボックスに取りに行かないといけないのか、、

なんて色々考えて、思い付く。
「実家の読み終わった新聞を譲ってもらおう!」

私は、タイムリーな情報が欲しくて新聞を読みたい訳ではなくて、推敲が重ねられ、沢山のプロが関わっている文章、記事たちに触れたい欲求があったのだと思う。

読んでみると、自分の全く知らないニュースが多々あって、ネットニュースの見出しには取り上げられないような、地味だけど、大切なこと、ちゃんと考えたいことが幾つもあった。


◎2024/1/14(日)
本屋さんで、「インテリア」系の本を買う。まだ読んではいない。
この前は主人が、「整理整頓の仕方」系の本を買っていた、、読んだのだろうか。まだ読んでいない気がする。

二人共、たぶんそういった才能があまり無い。
けれど、来たる新居での生活に向けて、お互い気持ちのベクトルだけは同じということで、、まぁそれぞれ自分なりのイメージを上手に膨らませて、素敵なお部屋づくりに活かせたらいいなぁ。

P.S.
ところで、私は本を買うのが好きです。
この本を買いたい、この作者の本を買いたいともう決まっていればAmazonで買ってしまうけれど、本屋さんをぶらぶらして出会った本を買うのもまた一興。本との出会いが嬉しくて、本屋さんを定期的にぶらぶらしてしまいます。

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