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星の。星々の。220917

長野二日目、電車に揺られ「田畑駅」
田園風景がまさしく駅名と繋がって

友人とともに駅から30分歩く
「お前とじゃなきゃこんな歩かんわぁ」
時間の感覚、場の感覚を共有してるから一緒にいて楽
途中、蜻蛉や蜘蛛に足を止め、水が「きゅいっ」と鳴くのを聞いた

着いたのは安いレンタカー屋
日産の古い軽を借りる
玩具のような運転感に笑みが
これだよ、スマートなんちゃらじゃない、機械感。

その後は彼の昔住んだアパートへ立ち寄ったり
美空ひばりの碑へ行って車内で歌い
近くのダムでやまびこと叫びあう

三合分のカツ丼を二人で分けて食べたあと
道端に車を停め空を見る
星空と自身の境目がふうっと消えた

十数分寝そべって

そういえば今日はよく話しかけられた一日だったな、なんて

星の。
星々の。
海は産み親。
人は乳房。
天は遊び場。

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