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デジタル・デバイスとの付き合い方を良くする

デジタル・デトックスという言葉があって、スマホを見ない日を作ろうとか、いろいろなことが言われています。

でも中には、デジタル機器やWebサービスが、悪い意図に基づいて作られているように考えている人がいます。
お金儲けのために見たいと思わせるように作られているんだ
とかね。

もっとひどい場合は、資本主義と絡めて批判をする人もいたりしますが、中国だって沢山、作っているわけですし、本来は国家の理念とは関係がないもののはずなんですよね。

新しいものに慣れないうちは文句を言う人が多い

子供の頃に「テレビばかり見ていたら馬鹿になる」とか「マンガ読まないで勉強しろ」などと大人が言うのを聴いたことはあると思うのですが、それだって、何か目に見えない大きなものの力によって騙されているように言う人もいたんですよね。

過去のデバイスとの根本的な違い

確かに、デジタル・デバイスやWebサービスには、過去のデバイスやサービスとは根本的に違うものはあると思います。
例えば、今まで単機能で存在していたデバイスが統合されて一つになっているとか、一回のログインで複数のサービスが受けられるとか、
あるいは利用するときに必ず特定の企業に情報提供(アカウント登録)しないといけないなど。

そんなわけで、日常生活の多くの部分を、一つのデバイス、一つの企業に頼らなければならないという状況はあるので、悪く言いたい気持ちは分かります。

社会生活にスタンダードは必要

インターネット上でGAFAMが台頭する以前、とくにGAFが台頭する以前には、デファクト・スタンダードという言葉があって、多くの人が便利で使っているデバイスやアプリケーションが事実上の業界標準になるということがありました。今でもアプリケーションにはデファクト・スタンダードが存在します。
仕事をする上でも生活でも、みんなが使うものが同じというメリットは多々あると思います。相互に話が通じたり、評価基準が明確になったり、記録の保管方法が統一されるなど。いわゆる「プラットフォーム」ですね。

GAFAMは、それぞれ成り立ちが違うのですが、一企業の思惑とユーザーの利便性が一致し、安定、安全に使えるからこそ世界的に大きくなったのだと思います。
それまでのネット世界のボランティアやオープンソースによるソリューション超える安定した存在になっているんですよね。

付き合い方

現在のデジタル・デバイスやWebアプリケーションは、アップデートを繰り返し様々な困難を乗り越えて存在している物です。
便利なものなのは当たり前だし、どうしても頼ってしまいますね。それは仕方のないことです。

毎日使うことで健康上良くないことがあるのも必然かもしれません。
けれども、最先端のデバイスの開発者はそれらの解決を含めたあらゆる理想を掲げて開発に取り組んでいると思います。
やがては人に優しいものになることでしょう。事実、昔のデバイスに比べたら随分良くなっていると思います。

健康については、自分たちで付き合い方を考えていくより他ありませんね。

P.S.

先日、日本の大学の研究者が、筋力低下の問題は長時間の同じ姿勢が影響していると言っていました。家の中でも絶えず体を動かしている方が良いそうです。
その方はパソコン作業は立ったままされていました。
パソコンデスクも、今は立位で使えるタイプも販売されていますね。
僕もそうしてみようかと思ったらちょうど良い高さのタンスがあったので早速使ってみました😊
じっと立っているのも何か問題はあるだろうと思いますが、座っているよりは積極的に作業できるかも?途中で動きやすいかも?と思ったりしています。座ったり立ったりしてるのが良いかもしれませんね。

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