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率先垂範の難しさ。今更、再開させるのは自分との戦い!

いろいろあって、
昨年から、組織の立て直しを図っている。
まずは、感覚でやっていたところを、
あらゆる数字をしっかり調べて、
その数字を根拠に計画をして、
実行に移すという改革をしてきた。
こんな中小企業でも、
小さいながら、
財務に対する管理部を作ったのだ。

これには一定の効果が出だしており、
売上アップから費用削減まで、
数字が見える化しながらできるようになった。

ところが、
ここへ来て、また新たなる課題に直面した。
神様は、まだ努力が足りないと言ってくる。
それは、経験の浅い管理者がここ数年で、
屋台柱の客先の信頼を、
片っ端から落としてしまったことだ。

その酷さは想像以上で、
どうして良いものか?
決定打がわからなくなってしまった。

そこで、整理したのが、
やはり、中小企業なので、
トップ自ら率先垂範しかない!
改めて、これに行き着いた。

なんだ、そんなことかよ。
と思われる。
なぜか?
当たり前のことだからだ。

率先垂範

これを25年間必死にやり続けてきた。
そのお陰で、
赤字だったグループ会社を黒字化させた。
さらに、
新規事業部や新会社を、
立ち上げ成功させることができた。

そのため、
ほぼ組織的に会社を動かすことが、
でるようになっていった。

そうしているうちに、
先ほど書いた、
収入の屋台柱だった事業が疎かになり、
今に至ってしまったのだ。

収入のメイン事業は、
駆け出しの頃から関わってきたので、
率先垂範を長年やってきた、
営業をほぼ一人でして拡大もさせてきた。
その間、組織も作ってきた。
だから、大丈夫とどこか安心していた。

しかし、
そこが大きな勘違いだったのだ。

率先垂範をまたやる。

これをすると決めても、
物凄いストレスがかかり、
今更、駆け出しの頃と
同じようなことをやりたくない。
と頭が反応してしまう。
時計を逆戻りさせられている感じなのだ。

部活や受験など、
経験をした人がいると思うが、
どんなに辛くても、
終わったら良い思い出になるかと思う。
しかし、
あれをもう一度やらなきゃならないとなれば、
たぶん、やりたくないとなると思う。
これに、近い感覚である。

今は率先垂範に自分を進ませるように、
強制的にギアを入れようとしている。
しかし、
辛い経験から脳がやめろと妨害してくる。

物凄いストレスは、
環境や周りの状況からではない。

結局、自分自身との戦いなのだ。

さあ、現場行くぞ!
と自分にムチを打つ。


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