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週末レポート;板チョコレート

『うっとり、チョコレート』を読了してからも、私のチョコレートフィーバーは止まらない。
というか、さらにチョコレートに熱を上げている。
特段、贔屓にし出したのは板チョコレート。
これも、38人によるエッセイの影響だ。

ブランドショコラティエやチョコレートの本場での話にも心躍らされたが、やはり、
身近にあるチョコレート菓子やココアにまつわるエッセイに引き込まれた。

戦後に‘Give me chocolate’とセットで登場してきた板チョコにまつわる話が思っていたよりも多く出てきた。
『米軍兵からチョコをせびるための‘Give me chocolate’は、きっと後付けだ。』とか
『支給されたチョコレートはハーシーだった』とか
『ハーシェイズのチョコとラックスの石鹸はアメリカ文化の象徴だ』などなど。

私の知らない時代、チョコレートの存在をエッセイを通して知った。

現在、板チョコはスーパーに行かないと食べられない。当たり前だが…。
板チョコ食べたい欲が一気に頭まで駆け巡り、ちゃんとスーパーへ出向く。
「食べたい!食べたい!板チョコ食べたい!!」となっているのだからしょうがない。
気づいたら、ミルクチョコレートとホワイトチョコレートを2つづつ、
計4つも持っていた。
今は1枚108円になっていた。
何年か前はもう少し安かった気がするが、だからといってケチりはしない。
食べたいのだから、欲の方が勝つ。余裕で勝つ。

退勤後、マリアージュフレールのマルコポーロをカップに注ぐ。
お気に入りのARABIA食器・パラティッシにはミルクとホワイトチョコレートを
半分ずつのせる。
溝に沿って細かく割ったりはしない。
やはり板チョコは齧りたい。

準備を整え、テーブルにつく。
閉じた部屋にひとり。
紅茶を口に含み、チョコを齧る。
豊かな風味の紅茶と甘いチョコが合わさって、フルーティな味が広がる。
あぁ、今日もお疲れさま、わたし。
これぞ至福のとき

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