檳榔子黒

檳榔子黒

記事一覧

然らば愛しき④
推しの最後の記録。首都外の誰もが知る大企業の本社勤め。出勤時間帯から仕事は超ハイスペ部門。モスグリーンが好みで鞄と冬上着は専らそれ。で電話も2台持ちで教授似の黒い眼鏡を時々愛用さる。マスクはグレイヘア映えの基本白。右手腕時計。多分都会人。通勤時観察ではこれが限界。

檳榔子黒
9時間前

然らば愛しき③
身も心もバラバラになり深淵の底で体育座りで落ち込んでいた或る朝、出勤時間が違くなって久しい推しを通勤路の桜並木の後ろからずっと見る機会に授かる。色白に合うグレイヘア、右腕の時計。腰高にスリムパンツで脚の長さが際立つ容姿の良さ。不躾ながらじっくり観察。ごめんよ推し。

檳榔子黒
10時間前

然らば愛しき②
同じ電車同じ車両同じ乗車口から推しと乗り合わせる通勤時間のほんの10分程の時間が生きるよすがになっていた。「枯れ専」故の早期然らば到来に心折れる。でもこの広い世界で色んな偶然が重なって貴方に逢えて生きてて良かったと思えたし、同じ空気なだけで世界一幸せな朝だったよ。

檳榔子黒
10時間前


然らば愛しき
推しが「イケおじ」「枯れ専」(一般人)なので、早晩の覚悟は十分の積もりだったが、存外早く然らば期が到来(大企業の働き方は知らず)4月依り忽然と姿を消した推し。喪失感(可也ダメージ)は否めないが、元々「イケおじ」標準基準は教授なので執着致さず後顧の憂い無し(強がり)

檳榔子黒
2週間前

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』
prime videoで初見。エンディングの『墓場の鬼太郎』を踏襲したミイラ様の包帯姿の目玉おやじの姿と八頭身の(関俊彦)姿とが納得で一致するとても丁寧な画作りと豪華声優陣に嘆息の作品。そして墓場の土の中から這い出した鬼太郎を抱きしめる水木に最後陥落。

檳榔子黒
2週間前
1

『夜景おじさん』
写真家オケタニ教授による写真集の話題にニンマリ。コンセプトでは、どうやらイケおじは被写体対象外だとか。でも、それ凄くワカル気がする。「おじさん」の枯れ始めの草臥れ具合とか、イケてないフツーのリーマンとか、堪らん。イケおじは目の保養なるも、夜景おじさんは心の栄養。

檳榔子黒
2週間前

DOUTORで遭遇
女性2人男性3人の年配グループの会話が耳に。てか、専らひとりのイケおじ主導。ケンブリッジ、金沢賞賛、コロナワクチンの功罪、文春砲、裏金問題の話まで多岐に渡り、とうとう禁断の埴輪の美豆良はユダヤ人が渡来してた証拠だと力説始めたとこまではダンボで聞いてたんだけど。

檳榔子黒
2週間前

背中痛
安静時の痛みは無い。背中の左側。肩甲骨の少し下で、横腹よりも上辺り。肋骨全体の何処感が強い。脇の下のリンパから始まる様な位置感で空咳、深呼吸、歩行時に筋肉痛とは違う痛みが有る。既に1週間になるも肩凝りや腰痛は伴わない。「癌で死ぬ」のが終活の最重要事項。教授、ごめんなさい。

檳榔子黒
3週間前

GW
25日に26日〜6日迄連続休暇言われるのどうよ。無論、この休みが嬉しくないひとは存在せぬ案件。ただね、この贅沢な時間が勿体無いって話。読書三昧とか暇の潰し方は幾らも有るが、折角の長期連続休暇も如何に超円安なるも今から旅行計画の意欲もチケット、ホテル取れる実現性も皆無だしね。

檳榔子黒
3週間前

ロゴセラピー
医師と純文学とユーモアエッセイを操る躁鬱病の大家、北杜夫の芥川賞受賞作『夜と霧の隅で』の元作ヴィクトール•フランクルの『夜と霧』(それでも人生には意味がある)NHKこころの時代6回の①「意味への意思」生きる意味、精神的次元の問いかけ、呼びかけを受け止める意味を聴く。

檳榔子黒
3週間前

心の支え
教授。『Playing the Piano 12122020』を通勤時毎日聴いているが、没入すると教授とひとつ部屋で音楽で静かに会話し乍ら沼の深淵の僅光さえ差し込まない暗闇の奥底へ共に沈み込みピアノ以外存在しない感覚に陥る。この教授との時間が現実世界での唯一の心の安寧。

檳榔子黒
4週間前

古書店でディケンズ『荒涼館』を見つけた。昭和44年7月31日発行初版。定価900円(今回300円)1ページ3段570ページに及ぶ登場人物多数で有名な大作。『二都物語』『オリバー•ツイスト』『大いなる遺産』『クリスマス•キャロル』『デイヴィッド•コパフィールド』は未読。順次読予定。

檳榔子黒
4週間前

LISA LARSONカレンダー
4月7日。LISA LARSONご本人のとてもチャーミングな1枚。2024年3月11日逝去。日めくりカレンダーはあと267日。

檳榔子黒
1か月前

『Ryuichi Sakamoto: CODA 』
『Last Days 坂本龍一 最期の日々』以前。東日本大地震や2014年の中咽頭ガンによる1年近くに及ぶ闘病生活を追った『CODA』副作用で嚥下機能低下の中、薬をマグボトルで一錠ずつ辛そうに服用する教授の姿に自分が重なり落涙。

檳榔子黒
1か月前

『Last Days 坂本龍一 最期の日々』2
「読書とは「最高の賢人」達と話せる行為」教授が治療•創作の隙間に紙の本を読む姿に、あゝ本があって良かったと思ふ。「音楽」と言換えれば『Playing the Piano 12122020』は教授と同じ空間に居る感覚に没入出来る至福。

檳榔子黒
1か月前
4

『Last Days 坂本龍一 最期の日々』
教授らしい逝き様に落涙。母を癌で亡くし、自身癌経験者には激リアル追体験。抗がん剤は良悪諸共全て殲滅せる劇薬と承知上なるも感覚喪失、脱毛、貧血、吐気と闘い乍らの選ばれし創作者たる教授には残された時間との闘いでもあり相当葛藤あったと思う。

檳榔子黒
1か月前

然らば愛しき④
推しの最後の記録。首都外の誰もが知る大企業の本社勤め。出勤時間帯から仕事は超ハイスペ部門。モスグリーンが好みで鞄と冬上着は専らそれ。で電話も2台持ちで教授似の黒い眼鏡を時々愛用さる。マスクはグレイヘア映えの基本白。右手腕時計。多分都会人。通勤時観察ではこれが限界。

然らば愛しき③
身も心もバラバラになり深淵の底で体育座りで落ち込んでいた或る朝、出勤時間が違くなって久しい推しを通勤路の桜並木の後ろからずっと見る機会に授かる。色白に合うグレイヘア、右腕の時計。腰高にスリムパンツで脚の長さが際立つ容姿の良さ。不躾ながらじっくり観察。ごめんよ推し。

然らば愛しき②
同じ電車同じ車両同じ乗車口から推しと乗り合わせる通勤時間のほんの10分程の時間が生きるよすがになっていた。「枯れ専」故の早期然らば到来に心折れる。でもこの広い世界で色んな偶然が重なって貴方に逢えて生きてて良かったと思えたし、同じ空気なだけで世界一幸せな朝だったよ。


然らば愛しき
推しが「イケおじ」「枯れ専」(一般人)なので、早晩の覚悟は十分の積もりだったが、存外早く然らば期が到来(大企業の働き方は知らず)4月依り忽然と姿を消した推し。喪失感(可也ダメージ)は否めないが、元々「イケおじ」標準基準は教授なので執着致さず後顧の憂い無し(強がり)

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』
prime videoで初見。エンディングの『墓場の鬼太郎』を踏襲したミイラ様の包帯姿の目玉おやじの姿と八頭身の(関俊彦)姿とが納得で一致するとても丁寧な画作りと豪華声優陣に嘆息の作品。そして墓場の土の中から這い出した鬼太郎を抱きしめる水木に最後陥落。

『夜景おじさん』
写真家オケタニ教授による写真集の話題にニンマリ。コンセプトでは、どうやらイケおじは被写体対象外だとか。でも、それ凄くワカル気がする。「おじさん」の枯れ始めの草臥れ具合とか、イケてないフツーのリーマンとか、堪らん。イケおじは目の保養なるも、夜景おじさんは心の栄養。

DOUTORで遭遇
女性2人男性3人の年配グループの会話が耳に。てか、専らひとりのイケおじ主導。ケンブリッジ、金沢賞賛、コロナワクチンの功罪、文春砲、裏金問題の話まで多岐に渡り、とうとう禁断の埴輪の美豆良はユダヤ人が渡来してた証拠だと力説始めたとこまではダンボで聞いてたんだけど。

背中痛
安静時の痛みは無い。背中の左側。肩甲骨の少し下で、横腹よりも上辺り。肋骨全体の何処感が強い。脇の下のリンパから始まる様な位置感で空咳、深呼吸、歩行時に筋肉痛とは違う痛みが有る。既に1週間になるも肩凝りや腰痛は伴わない。「癌で死ぬ」のが終活の最重要事項。教授、ごめんなさい。

GW
25日に26日〜6日迄連続休暇言われるのどうよ。無論、この休みが嬉しくないひとは存在せぬ案件。ただね、この贅沢な時間が勿体無いって話。読書三昧とか暇の潰し方は幾らも有るが、折角の長期連続休暇も如何に超円安なるも今から旅行計画の意欲もチケット、ホテル取れる実現性も皆無だしね。

ロゴセラピー
医師と純文学とユーモアエッセイを操る躁鬱病の大家、北杜夫の芥川賞受賞作『夜と霧の隅で』の元作ヴィクトール•フランクルの『夜と霧』(それでも人生には意味がある)NHKこころの時代6回の①「意味への意思」生きる意味、精神的次元の問いかけ、呼びかけを受け止める意味を聴く。

心の支え
教授。『Playing the Piano 12122020』を通勤時毎日聴いているが、没入すると教授とひとつ部屋で音楽で静かに会話し乍ら沼の深淵の僅光さえ差し込まない暗闇の奥底へ共に沈み込みピアノ以外存在しない感覚に陥る。この教授との時間が現実世界での唯一の心の安寧。

古書店でディケンズ『荒涼館』を見つけた。昭和44年7月31日発行初版。定価900円(今回300円)1ページ3段570ページに及ぶ登場人物多数で有名な大作。『二都物語』『オリバー•ツイスト』『大いなる遺産』『クリスマス•キャロル』『デイヴィッド•コパフィールド』は未読。順次読予定。

LISA LARSONカレンダー
4月7日。LISA LARSONご本人のとてもチャーミングな1枚。2024年3月11日逝去。日めくりカレンダーはあと267日。

『Ryuichi Sakamoto: CODA 』
『Last Days 坂本龍一 最期の日々』以前。東日本大地震や2014年の中咽頭ガンによる1年近くに及ぶ闘病生活を追った『CODA』副作用で嚥下機能低下の中、薬をマグボトルで一錠ずつ辛そうに服用する教授の姿に自分が重なり落涙。

『Last Days 坂本龍一 最期の日々』2
「読書とは「最高の賢人」達と話せる行為」教授が治療•創作の隙間に紙の本を読む姿に、あゝ本があって良かったと思ふ。「音楽」と言換えれば『Playing the Piano 12122020』は教授と同じ空間に居る感覚に没入出来る至福。

『Last Days 坂本龍一 最期の日々』
教授らしい逝き様に落涙。母を癌で亡くし、自身癌経験者には激リアル追体験。抗がん剤は良悪諸共全て殲滅せる劇薬と承知上なるも感覚喪失、脱毛、貧血、吐気と闘い乍らの選ばれし創作者たる教授には残された時間との闘いでもあり相当葛藤あったと思う。