今日は少し視点をずらしてパワハラを受けていた会社で嫌だったことについて書きたいと思います。
パワハラで適応障害になり休職をしましたが、当時働いていた会社で嫌だったことがいくつかありました。
まだインターンがそれほど一般的ではない時代で、大学を卒業して社会人生活が始まると就職した会社が良くも悪くも基準となります。
その後転職をしたので、これから書くことが普通ではないと気づくことができました。
少し悪口のような形になってしまい気を悪くされる方いるかもしれませんが、
今いる会社のルールが世の中の常識ではないと言うことを伝えたく書きました。

休日に野球に駆り出される

とにかくこれが一番嫌でした。仕事よりも嫌でした。
野球を観るのは好きでしたが未経験者なのでやっていても面白くありません。
月〜金が終わり、やっとプライベートの時間だと思う暇もなく土曜の朝から練習や試合に駆り出されます。
「そんなん断ったら良いじゃん」と思われるかもしれません。
何度も断りました。
が断ると結構本気で怒られます。仕事に影響が出そうなくらいのプレッシャーで怒られます。ちなみにパワハラの張本人ももちろん野球をやっていて、数多の若手にプレッシャーをかけ参加させていました。
その他、年の近い先輩が参加していたこともあり断りづらかったというのもあります。
良くも悪くも体育会文化の中で学生時代を過ごしてきたため、社会人になっても先輩の言うことは絶対という気持ちが抜けませんでした。これは自分の責任ですね。。
いずれにせよ土日は潰れ、夏は泊まりで合宿がありかなりの時間を野球に捧げました。甲子園を目指しているわけでもないのに。。。
皆さんの会社はクラブ活動やサークル活動のようなものはあるのでしょか？
好きで参加する分には全然良いと思います。

その後転職をし、3社ほど経験しましたがどこにもクラブ活動はありませんでした。ゴルフはありましたが任意参加でしたし、年に２、３回ある程度。
その他、フットサルやテニスなどもたまに誘いがありましたが、休職後は断ること（断り方）を覚えたので無理に参加はしなくなり休みの日は穏やかに過ごすことができるようになりました。

勤務中や飲み会でモノマネをさせられる

これはすごく嫌だったわけではないのですが、転職をして普通ではなかったと感じたことです。
飲み会などではモノマネを振られてやることは学生時代などもあり、面白おかしくやっていたのでそんなに嫌ではなかったのですが、勤務中に突然振られてやることが何度もありました。
もしかしたら場を和ますためだったのかもしれませんが、やる方は飲み会と違い流石に恥ずかしさがあったり、別の部署の人にも聞こえるくらいの声でやったりもしていたので、冷たい視線が辛かったです。
これも先ほどと同様に断れなかったことが大きいと思いますが、振り返ると何をやらされていたのだろう、、と虚しい気持ちになります。
後は誰からモノマネを振られるかも重要だと書いていて思い出しました。
当初は尊敬していた上司から振られることが多かったので、先ほど書いたように場を和ますためと思ってやっていましたが、モノマネが浸透していくとあまり知らない人から突然振られたり、言わば無茶振りが増えていき苦痛に感じるようになりました。

休職したことでパワハラだけでなく野球とモノマネからも解放されました。
そしてその後転職をして、それらに出会うことは無くなりました。
パワハラを受けるまで仕事は好きだったのですが、野球だけはかなり負担に感じていました。思い返すとパワハラをしてきた人のことが元々好きではなく、その人が野球の中心的人物だったからかもしれません。

転職（異動）も一つの方法？

休職をして多くの人に迷惑をかけ、失ったものもありました。
一方で転職の機会が訪れ、全く別の世界を見ることができました。時間は掛かりましたが、今では健康的に生活できるようになりました。
私は転職エージェントではないので、ちゃんとしたことは言えませんが、本当に心の負担に思っていることがあるのならば環境を変えてみるのも手だと思っています。決して転職が最後のカードではなく、仮に転職がうまくいかなかったとしても更にその先があります。
私は卒業後に就職してしばらくは自分に合う会社だと思っていましたが、自分も変わるし会社も変わり徐々に歪みが生まれてくることもあります。
その後転職を複数しましたが合う会社、合わない会社色々あります。
それは会社単位だけでなく、部署単位でも変わってくると思っています。転職のハードルが高く感じている方は、異動も一つの方法だと思います。部署異動をすることで別会社に来たかのように環境がガラリと変わることもあると思います。
決して自分だけが悪いと思わずに、環境を変えてみて見えてくるもがあると思います。