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風邪は命取り あとは幽霊になるのみ

近況報告

最近、電車通勤でも職場でも、咳をする人を見かけるようになりました。しかも、マスクもだんだん外している人が増え、実質マスクなしの咳が多い…

わたしも通勤時はさすがにマスクをするけれど、職場ではマスクを外すことが多くなりました。理由は、なんだか風邪のひき始めの嫌な予感がするからです。普通、風邪を引き始めたら、むしろマスクをするのが当たり前になると感じるかも知れません。

でもわたしの場合は、既に肺癌であり、分子標的薬タグリッソを毎日飲み続けるという抗癌剤治療中の身、しかも咳がでると分子標的薬タグリッソの副作用である間質性肺炎も疑わないといけない… そして変に肺への影響があると命に関わりそうなので、本当に警戒しているところです…

なので、基本的に風邪のウイルスをできるだけ除去できるように、勤務中はひたすら飴を舐めています。飴をなめつつコーヒーやお茶などのペットボトルをちびちびと飲むことで、結果的に胃でウイルス退治かと… ということで、仕事中といいますか、デスクワーク中は、むしろマスクを外していることが多くなりました。

そうすることで、のどを潤し続けているので、できるだけ咳をせず、風邪の悪化を防ごうとしています。

一日、仕事しながら飴を舐めていると、夕方には飴の袋が沢山ゴミへと変化し、ペットボトルも2本ほど空け、ゴミ置き場に歩きながらペットボトルのフィルムを剥がしつつ、ゴミ分類して捨ててます。

その後、帰りにトイレに寄り、それから時間外勤務突入って感じです。前職では「時間外」という言葉で通用したけど、現職では「超過勤務」と読んでいて、未だに使う用語が慣れてません…

癌サバイバーは疲れが半端ない

定時帰宅できる従業員は羨ましいなと思っていますが、個人的には仕事がある分、必要とされていることは正直嬉しいですね…

わたしも30~40代、そして癌になる前までは、深夜帰宅も徹夜も全く問題なかったのですが、肺癌になってしまうと、といいますか抗癌剤治療が継続する状態のままになってしまうと、正直仕事は21時頃までが限界かと感じるようになりました。むしろ病人がそこまで働いていて良いのか的なご意見もメールでいただいていたり…

それに加え、夕方近くになると足のしびれが最近はふくらはぎぐらいまで範囲を広げていて、歩くことが億劫になってきました。できるだけ席を離れないようにはしていますが、しびれも抗癌剤(分子標的薬)の影響からか、だんだん蓄積傾向だし、しかも両足なので今後はもっと悪化する可能性もあるのかと、これも毎日試しながらの状態です…

自宅に帰ってからは、今度は足がつることが多くなり、何となく横になるだけで、足をつる前兆のような感覚がふくらはぎや足のスネあたりにも感じます。この足をつる前兆は、職場にいても20時頃から感じ始めており、いつか帰宅中の電車内で足をつってしまうんじゃないかと、最近はヒヤヒヤものです…

そんなこんなで…

そんなこんなで色々と四苦八苦しながらも、なんとか生きてます。

一時期、もらっていたヘルプマークをカバンから取り外していたのですが、最近はまた取り付けて、いつもはカバンのポケットに隠していて、辛い時はポケットから出して歩いてます。

まあ、ヘルプマークを見えるところに携帯していても、世の中は冷たい人だらけなので、ほとんど席を譲られたことはありませんし、特に通勤に使っている東急田園都市線は親切な方は少ない、いや、いないのかも… 裏返して考えてみると、みなさんプライベート空間は大切にされる人たちが多く、電車の中でも確保した空間は手放したくない律儀な人が多く住んでいる沿線なのでしょう…

とはいえ、最近は田園都市線もコロナ禍前のように、電車内で具合いを悪くした乗客への対処などで、電車が遅れ気味になってきましたね~♫
コロナ禍の最中は、ほとんど定時運行だったし、電車に乗っている時間も通勤時間の計算ができていたのですが、これからはまた最低限30分ほど余裕を持って乗らないと遅刻する時が出てくるかも…

んっ、遅刻はしないか…
なぜなら職場のフリーアドレスで席を確保するのに1時間早めに出勤してサービス労働しているので…
よって今後、電車遅れ対策を見込むと、電車が定時運行だった場合は、1時間半のサービス労働することになるのかも… これだけでひと月の超過勤務が30時間換算になるし、素直に定時には終えることが無いので、癌サバイバーには辛い選択かな…

恋煩いか胸が痛い

また嫌な予感しかしないのだけど、右肺上葉切除手術をした側の肺に送る気管支(葉気管支)あたりが最近痛くてうずくまることがあります。

昨日は出勤時から痛みだし、午前中は何か変な感じがして、午後は正直しんどかったけど、なんとかEラーニングを受けていたので、まわりからは苦痛の症状を悟られずに済んだかと思っています…

また襲ってくるのかわかりませんが、この痛さが恋煩いであってほしい… そんなバカな… などと言っても冗談にもならず、笑うこともできませんが、まあ、いよいよな時はしょうがない… もう何があっても覚悟はできてるし… その時はパトラッシュともどもお空に舞い上がりまする~~~♫

天国の階段をのぼるパトラッシュさま。僕らが行けるのは階段じゃない方かもよ♫

そろそろ行くか〜♫ 
…ど、何処に…………………………………。

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