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子どものお店やさんごっこは、キャッシュレス時代ならでは

 お金がどこからきて、どこに行くのか? を想像する子どもたちの力を育むことを目指すフィナンシェの会。

 先日、日本金融教育推進協会のイベント「親子で学ぼう!楽しく身に付くお金のつかいかたワークショップ」に登壇させていただきました。サステナブルな視点での金融教育について、少しお話しましたが、イベントは未就学児向けのワークショップがメイン。今回はお店やさんごっこという事で、自分で売る商品を工作し、値段を決めてパパやママに売る、という内容でした。

■ キャッシュレスも対応可能なパンさんに

 小学校2年生の娘はしばらくお店やさんごっこをしていなかったので、興味がないだろうと勝手に決めつけていたのですが、ワークショップ終了後も黙々とお店づくりに励んでいました。

 作ったのはパン屋さん。それも、人気ランキングまで付けたり、コロナ対策で袋に入れていたりと、設定が細かいです。2年生になると色々と工夫ができるのですね…!

赤い袋の中にはメロンパンが。
地元のパン屋さんにあるように「やきたて!!」

 そして、現金ももちろん使えるのですが、Suicaやクレジットカードも使える端末まで用意してくれました。コインとSuicaは年長の妹作成です。

「どんなお金があるんだっけ?1円、2円、10円、100円、80円??」と硬貨の種類を考える5歳。
Suicaもクレジットカードも決済できる端末

■ 子どもたちにお金のことを伝えた成果が見えたのは?

  日頃、子どもたちにお金のことを伝えていますが、お店屋さんごっこを通して見に付いていると思ったことが2つありました。
 1つは、5歳妹がカードで払おうとしたときに、「見ないで!!」と暗証番号を見せないように押していたところ。もう一つは、お店屋さん役の8歳姉が、会計後にSuicaの残金が書かれたレシートを渡してくれたこと。幼かった2~3年前に比べて、かなりリアルなお店屋さんごっこになりました。

1000円チャージしてあったので、100円のエピを買って残りは900円。

クレジットカードの伝え方はこちらから↓↓

子どもが使っているSuicaに関してはこちらから↓↓

 最近お店屋さんごっこをやっていないなぁと思ったら、久しぶりに遊ぶお子さんのお店屋さんは進化しているかもしれません…!また、最近の学習指導要領の改訂に伴い、学校教育の中でもキャッシュレスに関する記述が盛り込まれるそう。まだお子さんがキャッシュレスを体験していなければ、お店屋さんごっこを通して練習してみるのも良いかも。

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 フィナンシェの会では、「お金がどこからきて、どこへ行くのか」という流れを意識した金融教育を目指しています。他にも、日常生活で子どもとお金のことを学べるさまざまなアイディアをご紹介しています。(スキやフォローもお願いします!)

子どもと一緒にお金を学べる絵本はこちらから↓↓ 寄付を学べる絵本も紹介しています


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