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精神科医(アドラー心理学者) 野田俊作氏の「課題の分離」とは?注意点などの解説

本日は『課題の分離』の目的や注意点について
まとめてみました!

※実は、課題の分離はアドラーさん言ってないんです。
アドラー心理学を日本に紹介した
野田俊作さんが考えられたものだそうです。



『課題の分離』をする目的

他人の人生を尊重して干渉せず、
自分のやるべき事に集中するため。

自分が楽をするためではなく
相手を尊重するために行うものなのです。

自分の人生
自分の力で生きること
親も子供も自分の人生を生きるということ

子供の人生は親のためにあるんじゃないし
親の人生も、子どものためにあるんじゃない

今は【共依存】からくる不登校なども
問題視されている世の中

なぜ共依存してしまうのか
その背景にあるのは
親も子供も自分の人生
生きていない
他人の人生を生きているということ

課題の分離を行うときの注意点

相手の課題だからといって、突き放してはいけません。
自分は誰にも助けてもらえないというメッセージとして
伝たわり、【勇気くじき】になります。

必ず相手に、いつでも頼ってね
協力できることがあれば言ってねという
安心を伝える必要があります。

アドラー心理学は放任主義を推奨するもではありません。放任とは、相手が何をしているのか知らない、知ろうともしないという態度です。そうではなく、相手が何をしているのか知った上で、見守ること。相手の課題が何であるか、なぜ課題なのか、なぜ必要なのかを伝える。相手が援助を求めてきたらいつでも援助することを伝える。

https://diamond.jp/articles/-/328158?page=2

「課題の分離」のその先が重要

「課題の分離」が冷たいという誤認識になってしまっているのは
課題の分離のその後を認識されていないから。

課題の分離をした後は
「共同の課題」を目指します。

共同の課題にするステップ

①課題を分離する

その課題について最終的な責任を負うのは誰か?
もしくは、
その課題について最終的な結論を出すのは誰か?を
明確にして、お互い認識する。

②共同の課題にするかどうか相談する

・相手に
『どうしますか?』
『手伝いましょうか?』など相談、提案してみる。

③共同の課題として引き受けたら、サポートする

援助の提案に対して

YES

だった場合はサポートする。
サポートは必要最低限に留め
「相手は自分の力で解決する力がある!」と信じます。

まとめ

「課題の分離」は、個人の個性を尊重しつつ、
助け合いの関係を目指す技法

今一度
自分の人生に向き合っているか
子供に自分の夢や希望を託していないか
自分のしたいことを諦める理由を【子供がいるから】にしていないか

親としての自分ではなく
○○○(自分の名前)として
人生を考える機会が必要だと感じました。

自分の遺伝子が入っているとはいえ
子供は、一人の人間です。


私は、いつも口酸っぱく伝えています。

息子の人生だから
息子が決めるんだよ。

息子『知ってるーーーー(*´з`)』

その選択をママは応援するし
何か困ったことがあればいつでも相談してね。

息子『しつこいーーーー(*´з`)』

あっ、、、ごめんね。(´-ω-`)

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