バンドとは
お久しぶりです。
FIREARROW ボーカル渡久地 翔伍です。
今まで生きてきた時代以上にあらゆる出来事のオンパレード。
目まぐるしく過ぎる日常の中で、皆さんも同じように令和に突入してから一日一日が過ぎるのが早くなっていると感じていると思います。
その中で僕は今、これまでの人生の中で一番自分自身に向き合ってもがいています。いい意味です。
それは最近たまたま重なった出来事のおかげです。
13年前にFIRE ARROWというバンドを結成して酸い甘いもたくさん経験させていただきました。
メンバーチェンジもたくさん経験し、当時リーダーだったメンバーが抜け、僕がボーカル兼リーダーになりました。
そして「もうこのバンドのメンバー以外では本気で生涯バンドはしない。」というメンバーで今は固まりました。言ってしまえば最後のチャレンジです。
リーダーとして、この言葉がどれだけ嬉しかったか。
でもその逆に途轍もないプレッシャーがありました。
先ほど行った”たまたま重なった出来事”というのは
先日大阪城野外音楽堂でのイベントがあったんですが、
その際に
「僕個人がボーカリストとして何がしたいのか」という議論になり
凄く悩みました。
昔みたいにリーダーではなく、”ただのボーカリスト”だったなら
その問いにはすぐに答えは出たはずです。
ただ、今はそうではなかった。
僕個人としての発想や感性
思想や概念よりも、リーダーとしてバンドメンバーのことを第一に考えていたのです。
メンバーの言葉にハッとしました。
「ボーカリストとして何がしたいのか、どう在りたいのか?」
その瞬間からずっと悩んでいた答えが埋まっていた心の蓋が開きました。
人に頼ってはいけない。
僕は言葉よりも背中で語らないといけない。
そんな理想像がありました。
でも僕はリーダーではなく、ボーカリストとしてメンバーと向き合えばよかったんだと気づきました。
その分、メンバーが「翔伍くんが背負ってるもの俺が背負うからボーカルとしてもう一回生きてくれ」って言ってくれた。
うちのメンバーかっこいいでしょ。。。笑
そこから目覚めた。本当に。
全ての邪念を取っ払ってライブのことだけを、
ボーカリストとしてのことだけを考えられるようになった。
本当にメンバーって大きな存在だなと改めて思います。
正面切って向き合ってくれるメンバーがいて
僕はそのメンバーの誰よりも一番前でステージに立って表現している。
美し過ぎると思いませんか?
ボーカリストでよかった。
今、人生で一番ボーカリストとして生きています。
今年はあと3本ライブがあります。
12月1日(木)アメリカ村DROP
12月21日(水)アメリカ村DROP
12月27日(火)愛知県今池3STAR
どれか一つでもいいです。
一丸となったFIRE ARROWライブを感じてください。
もう何にも媚びることはやめたバンド。
自分達が美しく、格好良く在り続けるために振り切った今を見てほしい。
どうぞ、よろしくお願いします。
読んでくれてありがとう。
ライブに来てくれた際に、絶対に後悔させません。
FIREARROW
ボーカル 渡久地 翔伍