朝の保護猫ルーティン
私の朝は猫の痛すぎる甘噛みで始まる。耳を朝ごはん欲しさに噛んで私を起こすのだ。ミーコわかったからと毛布をもう一度頭からかぶって耳まで被せる。ミーコが悲しげな声で鳴く。もう少し寝たくて反対の壁を向くと又猫が鳴く。
ターちゃんだ。オスのくせに可愛い声がでる。仕方がない。私は布団を勢いよく跳ね飛ばして起きる事にする。まずトイレに行かせてよ、足元に絡んでくるターちゃんを蹴る様にトイレへと急ぐ。追い立てられるように手を洗うと猫の鳴き声が一気に高くなる。ドライフードを出すとすでにターち