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育つぶ~『中学受験させますか?』

みなさん、お子さまに中学受験させますか?

というのも、甥っ子が怒涛の中学受験の荒波を潜り抜けたところなのです。
計10回テストを受けたとのこと。

はぁ。。
最終的に合格したからいいけど、
10回なんて、聞いてるだけでしんどい。。。

筆者は受験なんてものからかなり遠ざかっているので、
テストと聞くだけでウンザリです。

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昨年、甥に会ったのはほんの2~3回。
それまではじいちゃん、ばあちゃんの誕生日、お盆や正月など
事あるごとに家族ぐるみで集まっていたものでした。

厳しい受験までして入る中学校は、どれほど良いものなのでしょうか?
あまり調べてないのでよく分かりませんが、
聞くところによると

▶中・高で6年間一貫した教育が受けられる
▶公立中学校にはない充実したカリキュラム
▶大学進学に有利

みたいなところが挙げられる理由のようですね。


受験のために塾に行き始めるのは小学3年生の3学期辺りと聞きます。
その時期、約3年間ですね。

実際に受験するこどもはまだまだ大いに遊びたい時期。
身体的にも大きく成長する時期なのではないかと思います。

それに代えてまで勉強、勉強でいいものでしょうか?

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私は一人のこどもの親として、まだ判断がつきません。
こんなエントリーを書いているところなので、今はどちらかと言うと否定的です。


自分の経験も重ね合わせてみると

▶学校は、自分で行きたいと思う学校に行くべき。
▶その学校でなければならない理由は必要。
▶学校は、入るまでよりも入ってからが本番。
▶卒業時には学んだことの集大成を残す。

学校はこう選びたいものだと思っています。



こういうことを自分で考えるとなると、12歳くらいのこどもにはできません。親が一緒に学校選びをしたとしても最終的に自分で決めるのは難しいと思います。

中学生にもなれば、学校を選ぶための理由を自分で考えたり、自分で情報を集めたりすることはできるでしょう。親と話すときにも、それなりに順を追って、それなりに合理的に話すことができるでしょう。

だから、受験はせめて高校受験からでいいのではないかというのが私の思うところです。


先に学校の選び方を挙げましたが、親に説明する内容はそれほど立派である必要はないと思っています。

とにかく、自分と向き合って、自分で考えて、自分で選ぶ。

これが大事なのだと思います。

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もちろんいろいろな意見もあるでしょうし、中学受験することにもっと別な意義もあることでしょう。


親として、もっともっと調べたり、勉強したりしなきゃいけませんね。


最後になりますが、親として現代の日本の学校教育のシステムにはまったく共感していませんので、日本の中学を受験させるくらいならアメリカやヨーロッパの学校に入れてあげたいと思っています。

息子くんにはそういう選択肢もあることを教えていかないとですね。

ある父親とひとり息子の毎日を描いています。 息子の行動や発言に気づきを覚えたことをテーマに、 父親として子育てに取り組む姿を見ていただければ嬉しいです。