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6月から生活保護暮らし始めてました

お久しぶりです。
5月末から生活保護の申請やら色々をして、6月末くらいから生活保護を受けて暮らしてました。

さて、僕の人生(という名の生活環境)がいかに詰みオワコンだったのかというのは別に話すとして。
そんな詰みから遂に脱出したのです。
それは僕が37年間という過去において、初めて自分の人生を選択した時間と労力でした。
数ヶ月に及ぶ心理戦を経て、奇跡的に毒家族から離れることができたのです。
引き寄せの法則とかじゃなくて、『成し遂げる。その為の道筋も見えている。後は自分が折れなければ良い』という地に足の着いた計画の元、しかしそれでも奇跡的だと言わざるを得ないほどのチャレンジでした。

初めての一人暮らし。
初めての家事。
初めての家計。
全てが初めて尽くしの中で、グーグル先生を相棒にイチから始める生きるという暮らし方。
そうしてひと月もしない内に

燃え尽き症候群からの鬱になりました。

でも鬱の中での生活で、僕は人生で初めての幸せを体感しています。
僕の家族は僕が体調不良になると文句を言います。
だからどんな時でも家族の前では心身共に元気な振りをしていないと余計に心身が削られる仕組みでした。
虐待サバイバーとはよく言ったもので、家庭環境というサバイバル術として『擬態』と『道化』を生き抜く為に会得したのです。
だけどもうそんなことはしなくていい。
辛い時は辛いって寝たきりでいい。
ろくに飯を食わなくてもいい。
不眠でも過眠でもいいし、その時間がバラバラでも構わない。
誰にも気を遣わず、緊張することもなく、辛いまま家にいられる。
僕にとっての幸せとは『安心・安全な居住空間があること』だったのだと気づきました。
だから鬱で凄く辛くて何もできないままベッドに沈んでいながら、同時に幸せを噛みしめているのです。
37年間生きてきて、初めて安心安全な空間にいられることの価値よ。
幸せってこういう事を言うんだと実感しています。
余談ですが、僕は今この幸せを感じる瞬間まで
「幸せはフィクションである」
と本気で思ってました。
物語に出てくるヤツでしょ?という感じ。

今は鬱で床に伏しながら、少しずつ断捨離をしています。
誰かの顔色を窺いながら捨てるに捨てられずにいたままの色々や諸々を、都度分別に悩みながら捨てていっています。
しかし37年間積もり積もった物なので、まるで発掘している様。
覚えてすらいなかったあれやこれがゴミの向こうから出てきます。
ゴミの向こうにはまた別のゴミの層が。
とりあえず今は玄関とリビングを集中的にやっていますが終わる気配が無い。
いや、だってあと3ヶ月もしない内に今年終わるじゃん?

まぁでも焦ることもないし、自分のペースでゆっくり色々を整えていこうかなと思っています。
何しろ今鬱だしね!(笑)

37歳にして『俺が始めた物語』の始まり始まり。


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