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140字小説 『肋骨貸す魔法』 #毎週ショートショートnote【魔女っ子編】


私は肋骨貸すの魔法使いマホ

今まで別の世界で働いてたから
まだ新人だけど。


「マホいる?
 オムハヤシライス食いたい」

ご主人様が脇腹から抜いた
肋骨を一本貸してもらい
杖のように振って唱える。


「ミラクルルン♪
 オヤシラズ一つ出ておいで♪」

やだ!親不知の妖精時代の癖で
ポンコツカス魔法かけちゃった!


 最近また個人的に話題になった親不知。
歯の妖精が親不知適応外なことに私はいつもぷんすかしていますo(*`ω´*)oむぅ~!

というのも、家族の中で私だけ親不知が四本もあったんだよ~!(何が腹立つって兄には一本もないところ! おかんのお腹の中に置いてきたでしょ~😒💢?)

一本目は仕事帰りに実家近くの歯医者でレントゲンを撮り(ここで既に四本芽があることが発覚🌱)比較的真っ直ぐ生えてたこともあり、「今からでも抜けるけど?」と言われ、翌日が休みだったので即抜いてもらいました。そのときはペンチで抜かれました。上の歯だったこともあり特に顔が腫れることもなく、綺麗に抜けたので歯の妖精を信じて(+歯肉が再生医療にも活かせると聞いたことがあったので)持ち帰らせてもらいました。でも🧚親不知の妖精🧚さん来んかった😢

その後、また別の名医と豪語するおいちゃん歯科医により二ヶ月くらいで残りの三本も抜きました。実際に麻酔が効くまでの時間の方が長いくらい何の感覚もなく、というかお喋りな歯科医だったのでなんかペチャクチャ言うてる間に「え?ほんまに抜いた?」と思うほど、あっという間に抜かれてました。(歯科医の名前忘れたけど、ヘルパーさんに紹介しといたで!)

トラフグ期間もあったけれど、その後は小顔になった気がしてルンルンでしたが、やっぱり🧚妖精🧚さんは要請されんかった😢

 こちらも上の歯は頂いて帰ったのですが、歯肉を再生医療に使うには歯髄細胞バンクなるものに預けないといけないと知り、調べてみたら高くて諦めました😢(でも今見たら、目ん玉飛び出るほどでもなかった。)

海外では乳歯を預けるのが親からのプレゼントとして主流となっているそうなのでよかったら調べてみて🦷?

抜いた歯の差し歯は基本的に無理みたいやけど、めちゃくちゃ立派な歯やから、まあ取っておいて損はないかな? と、今日も🧚妖精🧚さんを夢見て寝ます😪💤


まあ親不知のおかげで誕生した作品もあるけどね! かなり昔書いた作品なので、稚拙で恥ずかしくて有料にしました🙈(こっちのあとがきでも同じことぼやいてるやん! 🦷より根深いな!>😇

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