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わたしとキルト

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刺繍

刺繍

学生時代美術学校で
日本刺繍を専攻していた
両親や私自身も引越しが多かったせいで ほとんど作品はないと思い込んでいたが 父が9月半ばに逝去して
実家に泊まることが以前より更に増え暇にまかせて部屋の片付けをして学生時代の刺繍の作品が数枚
見つかった
生き別れた肉親と再会したような
不思議な感覚でそれを眺める

2匹の蝶々の図案の中に
刺繍のテクニックが10種類ほど使われた基礎の中でも簡単なものだ

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20年前に作りたいと思って縫わずにいたホワイトキルトをついに縫い終わりました。
縁の処理はまだですが、洗濯して干して 眺めてると膨大な時間の跡を見ている気持ちになります。フランス人はこれを自分の棺に入れてもらう その気持ちが分かりました。縫っては休みを何度繰り返したでしょう

わたしとキルト⑬

わたしとキルト⑬



ベストの縫い方は省きました

何故なら

洋裁を専門にしてる訳では無いので

細かい説明はしません

裏布付きのトートバッグ作ったことのある人

比較的楽に作れるかもとだけ

お伝えしておきます

四角い袋が

ベストの形になってる

とお考え下さい

裏布は本体と一緒に縫って

最後

ぐるんと

お稲荷さんの油揚げひっくり返す

要領でベストの形になります

コツさえ掴めば

ボタンもファ

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わたしとキルト⑫

わたしとキルト⑫

ミシンキルト制作中です

スラッシュキルトでベストつくります

3枚の布にしつけをかけてひたすら

0.6mmの幅でミシンをかけます

無心の境地とでも言うんでしょうか

手縫いでもミシンでも同じです

こんな感じで縫って行きます

3枚の布がこの時点で完全に一体化してますね

これは前身頃、前身頃は2枚に後身頃1枚

ベストは大きく3枚のピースで構成されてます

多少縫い縮むことを想定して

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キルト小物

キルト小物

初めてキルトを知ったのは
大草原の小さな家
の中で
ファミリーのベッドカバー
のナインパッチ

初めてキルトを
作ったのは
カテドラルウィンドウというパターンの
トートバッグだった

ベッドカバーは作らないけれど
同じぐらいの大きなタペストリーは
アメリカで何枚か作った
伝統的パターンのキルトではなく

それらはコンテンポラリーキルトだった
現代キルトとでも訳すのだろうか
定規とコンパスを使い

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わたしとキルト⑪

わたしとキルト⑪

以前ポイントをためてよく通っていた

木綿屋の店に久しぶりに行った

少しせっかちで眼鏡をかけた社長

の姿はなかったが数年ぶりに

訪れた生地屋は

「売り上げの主流はマスク用の布です」

と店員が言ってた

鬼滅の刃の影響で和柄の生地も

売れ線のようだ

日本人が和柄を愛でるのは実は

鬼滅の刃以前から 着物を着る人の

人口が増えていた影響もあったリした

だろうが、なんせ鬼滅の刃ブーム

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わたしとキルト⑩-c

わたしとキルト⑩-c

わたしの縫い物の道具をちょっとお見せしようと思う。

基本は糸と針と鋏✂️

これが最低限の品だ

糸は知らず知らずに集まる

布も同じようにハギレが溜まる

左から
ワンタッチ糸通し

これは優れものメーカーはclover

一瞬で針に糸が通るので便利

これがないと縫い物は厄介である

針山と糸が2個させる木製の道具

これはいつだったかフリーマーケットで買った

これも便利な代物で重宝してる

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わたしとキルト⑩-b

わたしとキルト⑩-b

ハートの木のアップリケが完成。

しつけ糸をはずす。

これをトップと言う。

次にキルト芯を用意する。

今回はDAISOのドミット芯使用。

薄手の芯で縫いやすい。

トップが1番上。

真ん中がキルト芯。

1番下の布地 この3枚を合わせてしつけする。

3枚一体の状態。

全てのキルトはこの3枚一体にしてキルティングする。これが基本である。

しかし例外として、

日本の刺し子

タヒチの

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わたしとキルト⑩-a

わたしとキルト⑩-a

前回、♥️のアップリケでバッグをリメイク。
作り方は⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎

今日は、自分のデニムシャツの背中部分に♥️の色違いを縫いつけた。
デニム素材は♥️のデザイン同様
エバーグリーン永遠に廃れないので相性はいいし、デニムの色はどんな色とも合う。

奇数の配置にしたが今後♥️以外のモチーフが色々増えるかもしれない。
とりあえず5個で収めた。
バッグより平面の部分が多いので縫いやすいので

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わたしとキルト⑨

わたしとキルト⑨

寅の日に買ったJUKIの職業用ミシンの試運転を兼ねて、長くブランクが空いた キルト制作へ
リハビリをはじめてる。

ミシン購入後、netでカットクロスも購入。
セール品探すと1枚99円❗送料は封筒で送られてくるので180円。何枚かまとめて買った。
この茶封筒も型紙に使ったから ECO- ̗̀ ♡ ̖́-

手持ちのECOバッグに♥️のアップリケをつけてみた。

まずカットクロスを細長く切ったもの

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わたしとキルト⑧

わたしとキルト⑧

昭和の終わりから 平成へ時代は移り わたしは結婚して娘が生まれた。

正確には結婚後数年してから娘を授かった。

キルトも、人に教えることになり カントリーキルトや基本的な 古典キルトを独学で本を見ながら作ったが、生活の中で使えるものが 生徒さんには人気で、バッグやポーチなどの小物類をたくさん作った。

カントリーからくりドール
逆さまにすると、

動物に変身するからくりドール。

猫の方はドール

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わたしとキルト⑦

わたしとキルト⑦

コンテンポラリーキルトをデザインする時に たいてい 円を作品の何処かに入れるのが好きだった。四角いものが好きな方もいるし、わたしの場合は丸である。

何故なのかを考えると

ヨーロッパを一人旅後日本に帰国して 大学寮の寮監をしながら、広いアトリエも 寮の1フロアの一角を占領しながら100号以上の油絵を 毎日描いていた 黒川福子という人の影響が ある。

この人は同じ大学の先輩でもあるがもちろん歳

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わたしとキルト(番外編②)。

わたしとキルト(番外編②)。

音楽イベントのアートデコレーションの1番最初は (アイソレーションタンク)というイベントだった。

前記のレインボーショウよりも何年か前のことで、ファッション業界の知り合いからの声かけだった。場所はクラブチッタ川崎 。ググッたが アンダーグラウンドなイベントだったせいか もはや記録はない。テクノイベントの日本での先駆けだったことはまちがいない。

1990年初頭は、フライヤーと言われる紙切れ1枚の

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わたしとキルト(番外編①)

わたしとキルト(番外編①)

20代はじめにキルトをつくりだして 最初はコンテンポラリーキルトをつくっていた。

↑↑↑上のphotoは30代はじめに、渋谷オンエアーでの音楽🎶イベントのためのエントランスの装飾。ガラス戸に左右 作品を飾った。今はオンエアーもなくなってしまったが、音楽好きなわたしの友達は 音楽イベントに関わるスタッフが数人いて 仲間になった。(レインボーショーというイベント)

1970年代 終わりに ファッ

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