匂い
見間違いでも幻聴でもなく、確かな言葉
少し卑下のある迷いの感覚
覚束ない足取り
儚さと冷静は紙一重か
重苦しい決断か否か
眠れぬ夜をいくつか超えて、私の愛は戻ってくるとカップのエースが言う
未来は透明に満ちた
今はまだ何もない
始まりの新月にリンクして、心が凪ぎる両端の想い。
強くあるべきか、歩み寄るべきか、
手を差し伸べるのか、時を待つのか
黒い天使か、白い天使。
どちらでも天使で
月の見えない夜に
月明かりに照らされたい
赤く繊細に咲く彼岸花
微かに感じる
あなたに会える季節の匂い
読んでくれてありがとうございます!読んでくれるだけでも立派なサポートなので、また読みに来てください。サポートはすべてクリエイティブ活動のために!