フットボリスタ・ラボnote

海外サッカー専門誌footballistaが主催するオンラインコミュニティ「フットボリ…

フットボリスタ・ラボnote

海外サッカー専門誌footballistaが主催するオンラインコミュニティ「フットボリスタ・ラボ( https://camp-fire.jp/projects/view/77574 )」の活動日記です。

マガジン

  • ボリスタラボ・ラボメン日記

    フットボリスタ・ラボのメンバーが、日替わりで記事を発表します。どんな記事が出るかは彼ら次第。

最近の記事

【長束恭行×篠崎直也】東欧サッカーナイト イベントレポート

初めまして。こんにちは。 フットボリスタ・ラボ20期生の中本宏樹です。 今回は2021年10月25日にフットボリスタ・ラボ内で行われた東欧サッカーナイトについてレポートします。 【イベント概要】 2021年10月25日 20~22時に開催されたこのイベントは「サッカーから社会が見える?東欧サッカーを語り尽くす」としてサッカーライターとして活躍されている長束恭行さんと篠崎直也さんの対談イベントを開催しました。 テーマは「東欧サッカー」ということで約2時間たっぷりお話しい

    • 【イベントレポート 2021.11.19】データスタジアムと考える「サッカーxデータ」の最新事情

      文:八反地勇 こんにちは。フットボリスタラボメンバーの八反地です。 2021年11月19日に掲題のイベントを開催し、自分と加藤健太さん(データスタジアム)が登壇致しました。今回はその発表内容をいくつか掲載しレポートと致します。 データスタジアム株式会社・アナリスト紹介 https://www.datastadium.co.jp/analyst/members/ データスタジアムについて 2001年に設立されたデータスタジアム株式会社では野球、サッカー、ラグビー、バスケッ

      • 【過去イベント振り返り】相良浩平と考えるストレングストレーニングの未来

        文:ゆっけ(@football_kyuuri) はじめまして、ゆっけと申します。 ラボイベントの中で、個人的に特にヒットしたイベントだったので、イベントレポートを書かせて貰いました。初めてラボノートに書くので少しだけ自己紹介を挟んでいますが、さらっと読み流しながら目を通していただければと思います。 【自己紹介】フットボリスタ・ラボの9期。 キャプテン翼世代の兄の影響でサッカーが好きになったため、35年前からサッカー好き・・・ですが、サッカー部経験はありません。最近はフット

        • 過去イベント振り返り(2)4~5月編【ラボ日記】

          ≪書いたひと:ジェイ(ラボnote変酋長臨時代理)≫  フットボールを愛するみなさん今晩は。少しずつですが日常が、フットボールが戻って来つつある昨今、いかがおすごしでしょうか。  3月下旬以降、なかなか「人と会う」ことが難しい状況が続いていますが、オンラインコミュニティである【フットボリスタ・ラボ】においても例外ではなく、ほぼオンラインのみの活動を強いられています。  ただまあ、そんな状況ですが、そんな状況だからこそのイベントが活発に行われてきました。  前回のレポ

        【長束恭行×篠崎直也】東欧サッカーナイト イベントレポート

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        • ボリスタラボ・ラボメン日記
          33本

        記事

          サメ映画とポジショナルプレー、あるいはストーミング(2)

          はい、ジェイ(@RMJ_muga)です。 前回↑↑↑の続きです。 ポジショナルプレーとストーミングの違いについて、大ヒットサメ映画【シャークネード】と【MEGザ・モンスター】を例にして説明していきたいと思います。基本的には与太話ですので、あまり真に受けないでください。。。  下敷きにするのは林舞輝氏のこちらの記事。  ポジショナルプレーとストーミングは、それぞれ重視するものが違う。サッカーそのもので攻略すべき5つの要素 ①自分 ②相手 ③ボール ④スペース ⑤時間

          サメ映画とポジショナルプレー、あるいはストーミング(2)

          サメ映画とポジショナルプレー、あるいはストーミング(1)

          みなさんこんばんは。 フットボリスタ・ラボのサメ担当ジェイ(@RMJ_muga)と申します。 ずいぶん前にこんな与太記事を書かせていただきましたが、その続編というかなんというか。 明るい話題の少ない昨今、こんな与太記事で少しでも笑ってくれる人がいれば幸せます。なお、学術的価値は一切ない内容ですのでマジレスは石を投げるのはご遠慮ください。。。 そもそもポジショナルプレーとは これについては「戦術ではなく原則、概念的なものである」という理解がだいぶ広まってきているのではな

          サメ映画とポジショナルプレー、あるいはストーミング(1)

          過去イベント振り返り(1)横浜F・マリノス分析官のお話【ラボ日記】

           みなさんこんばんは、ジェイ(@RMJ_muga)と申します。  COVID-19(暖房機器製造販売メーカーによく似た名前のウィルス)のおかげであらゆるイベントが中止となる昨今、みなさまいかがお過ごしでしょうか。  フットボリスタ・ラボでも先週、某チーム監督のお話が聞けるという面白げなイベントが行われる予定だったのですが、残念ながら中止に。そこで今日は、過去に行われたイベントをレポートしてみようと思います。 2019年12月13日、都内某所 この日は「Jリーグクラブで

          過去イベント振り返り(1)横浜F・マリノス分析官のお話【ラボ日記】

          【ラボ日記】山口でブログ書いてたらエルゴラ浦和担当になってた件

           みなさんこんばんは、ジェイ(@RMJ_muga)と申します。  このnoteを読んでいるという事は、貴方はフットボリスタの読者であり、かつ「フットボリスタ・ラボ」についていくらか知っているひとではないかと思います。  ただそんな方々でも 「フットボリスタ・ラボは実際のところ何をやっているのだろう?」 「気になるけど、月額5,000円の価値があるのだろうか?」 と疑問に思っている方も多いでしょう。そんな方々の疑問にお応えできるかは分かりませんが、今回はわたしがラボと

          【ラボ日記】山口でブログ書いてたらエルゴラ浦和担当になってた件

          ゲームモデルに基づいたPDCAサイクル~最終章~

           みなさんこんにちは。わっきーかもしれません_(:3」z)_  今回は、昨年度から継続的に取り組み発信してきました、「ゲームモデルに基づいたPDCAサイクル」のとりあえずの最終章をお届けしたいと思います。線路は続くよどこまでも、です。 【要点】 ■ゲームモデルがもたらしたもの ■ゲームモデル型チーム作りで感じた課題 ■振り返りからの展望へ  こんな感じでいってみましょう_(:3」z)_ <はじめに> 粉河高校サッカー部では、監督が好奇心旺盛すぎて、1年間を振り返っただ

          ゲームモデルに基づいたPDCAサイクル~最終章~

          ソフトウェアの教科書を使ってサッカーを理解する

          要約すると ・サッカーに対する理解を上げるには? ・学際化はひとつのヒントである ・ソフトウェアの知識を生かしてサッカーを理解する! はじめに 世界には無数のサッカーチームがあり、チームの歴史・環境に応じた戦略が存在します。チームは戦略に基づいて選手の強化、トレーニング、マーケティングを行います。私達がスタジアムやテレビで見る試合は、そんな努力の結晶です。チームが磨き上げた努力の結晶、せっかくなら正しく理解したいですよね。 僕自身そんな思いを抱えながらもなんとなくサッ

          ソフトウェアの教科書を使ってサッカーを理解する

          サッカー界にとっての大きな一歩 『プレー経験ゼロでもできる 実践的ゲームモデルの作り方』(脇真一郎)書評【フットボリスタ・ラボ発】

          【書いた人】 六(Twitter:@frontale_foot6, note:note.mu/6_culture) 北海道出身なのに川崎フロンターレサポ。 はじめにかつての私と同じように「どうやってゲームモデルを作成し、どうやって活用すれば良いのか?」に悩んでいるのではないでしょうか。これについては、まさにそこにヒントを提示することこそが本書の目的でもあります。(p.17)  この本の目的はまさに上のとおり「ゲームモデルを用いてチームを作ろうとする」指導者に向けられた本だ

          サッカー界にとっての大きな一歩 『プレー経験ゼロでもできる 実践的ゲームモデルの作り方』(脇真一郎)書評【フットボリスタ・ラボ発】

          川崎フロンターレのシュートがゴールに入る時と入らない時の違いをデータによって検証する

          近年、常に優勝争いをし、1試合あたりの平均ゴール数も 2017年 2.1点(リーグ1位)、2018年 1.6点(1位)、2019年 1.7点(7月末=20節終了時点で3位)、と常に高い得点力も誇る川崎フロンターレ(以下、川崎F)。 その得点力を支えるものはなんだろうか。今シーズンの7月末(延期されていた16節を含む20節終了時点)までの数字では、1試合平均のシュート数は 14.7(3位)と高い数字を出しているにも関わらず、シュート成功率は 11.2%(6位)とトップ3に入らな

          川崎フロンターレのシュートがゴールに入る時と入らない時の違いをデータによって検証する

          【フットボリスタ・ラボ発】「ココロとカラダの研究所」(片野道郎×ロベルト・ロッシ)書評 その1

          【書いた人】黒田 泰孝(twitter:@an_tropical) フットボリスタ・ラボ3期生 サッカーの指導者でもなく、サッカーチームの運営に関わるでもない一般人だが、ラボ内ではあっちこっち顔を出して色々勉強したい欲張り。 わっきーさんのゲームモデル本でも座談会にお邪魔している。  フットボリスタ発書籍群の第一弾として刊行された、片野道郎さんの「ココロとカラダ研究所」。本書を拝読した際に、真っ先に頭に浮かんだことがある。 「確かに、メンタルというのはスポーツゲームの中に

          【フットボリスタ・ラボ発】「ココロとカラダの研究所」(片野道郎×ロベルト・ロッシ)書評 その1

          サッカーの試合中継で使われるデータの読み解き方【入門編】

          サッカーの試合中継でハーフタイムや試合後にいろいろなデータが映し出されることが多くなってきている。しかし、実況者や解説者がそのデータについて言及する時間は限られており、視聴者がそのデータについてあまり深く理解できていないケースが多いのではないだろうか。 そこで、もっと多くの人にサッカーに関わるデータへの興味・理解を深めてもらうために、試合中継でよく映し出されるデータを対象にして、その読み解き方の1つの解釈をまとめてみることにした。 試合のデータのイメージ シュート数は多

          サッカーの試合中継で使われるデータの読み解き方【入門編】

          ケーススタディで解くマンチェスター・シティの組織的攻撃

          はじめまして。今回のフットボリスタラボnoteの書き手を務めます北陸大学サッカー部学生コーチの小谷野拓夢です。 僕が尊敬する監督の1人であるグアルディオラ率いるマンチェスター・シティ(以下シティ)の組織的攻撃についてまとめました。是非読んでみて下さい。 1.サッカーにおける守備構造の理解シティの組織的攻撃を読み解く前に、サッカーというスポーツにおいてはどんな守備構造ができるのか?を考えてみよう。 サッカーはゴール型スポーツであり、比較的人数は多い。そのため守備時に複数の

          ケーススタディで解くマンチェスター・シティの組織的攻撃

          ゲームモデルに基づくPDCAサイクルについて③-2

          みなさんこんにちは。今回はあまり間をあけずに登場しましたわっきー(@kumaWacky)です。 前回の記事は、和歌山県1部リーグ開幕に向けた準備~開幕戦までの内容でした。予定では第4節までの流れをまとめて記事にするはずだったのですが、あれよあれよと長くなってしまいまして、途中で区切りを付けて「その①」「その②」という形を取ることとしました。 と言うわけで、今回は第2節~第4節にかけての取り組みとマッチレポートを中心にお届けしたいと思います。 前回最後の予告通り ■[第

          ゲームモデルに基づくPDCAサイクルについて③-2