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ドラマ『おっさんずラブ(2018)』と『劇場版おっさんずラブ』の続編を熱望しております…

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ドラマ『おっさんずラブ(2018)』と『劇場版おっさんずラブ』の続編を熱望しております。人を愛するって素晴らしい。 人生初、推しのいる生活を楽しんでおります。 2023年は映画『エゴイスト』にはまりました。最近は、映画や演劇の感想などもちょこちょこ書いてます。

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  • 『おっさんずラブ』が大好き!

    おっさんずラブが好きすぎる私による『おっさんずラブ』へのラブレター

  • 演劇や映画って面白いな

    最近、演劇を見始めた私が面白かった舞台や映画について書いたメモです

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絶賛ロス中『おっさんずラブ』

『おっさんずラブ - リターンズ -』が終わってもうすぐ一週間。 不思議な気分で過ごしている。 ロスである。 ロスといってもリターンズが終わったことへのロスではない。 いや、それもある。もう春田や牧や部長や愛すべき天空不動産の面々に会えないのかも、と思うととてつもなく寂しくなる。 でもそれだけではない。 心の中に何もないのだ。 凪いでいるわけでもないけど昂っているわけでもない。 自分でもよくわからない。 2024年3月1日深夜、『おっさんずラブ - リターンズ -』(以下、

    • 祝!続編放送決定! おっさんずラブリターンズ!今こそ、おっさんずラブのすごさと続編への思いを語ろう

      浮かれている 電車を乗り過ごすほど浮かれている。 戻るときに降り忘れるほど浮かれている。 給料日を忘れるほど浮かれている。 財布が空だと気づかないほど浮かれている。 9月も末なのにノースリーブを着て会社に行くほど浮かれている。 理由はこれだ。 私の生涯一のドラマ、おっさんずラブが帰ってくるのだ。 言いたいことや心配ごとは山ほどあるが、今は彼らに会えることをただ喜んでいる。 『完結』と銘打たれた『劇場版おっさんずラブ』より4年。 一部のファンは完結ではなく再会を願い

      • 映画『怪物』を観て(ネタばれあり)

        2023年6月2日、映画『怪物』を初日舞台挨拶付きで観た。 少し経ってやはり思うことがあるので、残しておくことにする。 まず作品について。 私は面白かった。 3つの視点から語られる一つのストーリーを追う展開。 エンタメとして面白かった。とてもよくできた映画だと感じた。 だが、それは私が当事者でないからそう思うのかもしれない。 そう思い始めたのは一晩経ってからだった。 ラストシーン。明るい草むらの中を湊と依里は楽しそうに走っていく。 この部分の解釈によってこの映画の印象は

        • 『エンジェルス・イン・アメリカ』観劇記

          新国立劇場小劇場にて『エンジェルス・イン・アメリカ』を観た。 第一部「ミレニアム迫る」:約3時間30分、第二部「ペレストロイカ」約4時間の大作であった。 理解できなかった部分も多く、悔しい思いもあるけれど、とにもかくにも素晴らしい舞台だったので、noteに残しておこうと思った。 【作】トニー・クシュナー【翻訳】小田島創志 【演出】上村聡史 【キャスト】 ロイ・M・コーン : 山西 惇 ジョゼフ(ジョー)・ポーター・ビット : 坂本慶介 ハーパー・アマティ・ピット :

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        記事

          映画『エゴイスト』 これが愛でなかったら何が愛なのか

          ※ネタバレありです。ご注意ください。 映画 『エゴイスト』 をレイトショーで観た。帰り道、車を運転しながら不意に涙が出てきた。 何故だかわからないけど、「愛だよ、愛。これは愛だよ。」と言いながら、ハンドルを握っていた。どうしても涙が止まらなかった。 愛っていったいなんなんだろう。 たぶんその答えは一つではないし、答えなんて無いのかもしれない。 では 『エゴイスト』 の主人公、浩輔の愛は何なのだろうか。あれはただのエゴなのか? いや、そんなことはないと思う。あれは愛だ。

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          おっさんずラブの集団幻覚について

          集団幻覚という言葉をご存知の方も多いかと思う。 『「集団幻覚」(しゅうだんげんかく)とは、実際には存在しないものを大勢が同様に知覚すること。 転じて、同一コンテンツのファンが、実際には発表されていない新作や存在しないセリフについて、あたかも存在するように錯覚すること。』 (下記サイトより転用) 最近だと2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。最終回の翌週に #鎌倉殿の13人第49回 のタグが発生し、多くのファンがあの素晴らしい大河を惜しむ様子が見受けられた。 ちなみに

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          舞台『夏の砂の上』を観た

          世田谷パブリックシアターでの公演、『夏の砂の上』を観た。 <あらすじ>HPより引用 ある地方都市、坂のある街。 坂にへばりつく家々は、港を臨む。 港には錆びついた造船所。 夏の日。 造船所の職を失い、妻・恵子に捨てられた小浦治のもとに、家を出た恵子が現れる。恵子は4歳で亡くなった息子の位牌を引き取りに訪れたのだが、治は薄々、元同僚と恵子の関係に気づいていた。 その時、治の妹・阿佐子が16歳の娘・優子と共に東京からやってくる。阿佐子は借金返済のため福岡でスナックを開くと言

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          『劇場版おっさんずラブ』って実はめっちゃ売れた映画なんです!

          2019年8月に映画『劇場版おっさんずラブ』が公開されてからもうすぐ3年。『おっさんずラブ』オタクの私にとって、あの夏は特別に暑かった……。 そして、めちゃくちゃ楽しかった……。 公式から発せられる情報やイベントの波状攻撃に、うきゃうきゃと浮かれながら毎日を過ごしておりました。 まぁ、その後奈落の底に突き落とされるような出来事が起こるのですが、それでもこの映画は私にとってめちゃくちゃ大切だってことは変わらないんですよね。 『劇場版おっさんずラブ』は2018年にテレビ朝日で

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          パルコ・プロデュース『セールスマンの死』観劇記

          パルコ・プロデュース『セールスマンの死』をみました。 心に残る舞台でした。(ネタバレありの感想です。) パルコ・プロデュース『セールスマンの死』 作:アーサー・ミラー 翻訳:広田敦郎 演出:ショーン・ホームズ 美術・衣裳:グレイス・スマート 出演: ウィリー・ローマン(63歳のセールスマン): 段田安則 リンダ(ウィリーの妻): 鈴木保奈美 ビフ(ウィリーの長男):福士誠治 ハッピー(ウィリーの次男):林遣都 バーナード(ビフの友人。弁護士): 前原滉 ハワード・ワグナー

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          『MUSIC BLOOD』ってこれからどうなるの?を勝手に考えてみました

          毎週金曜日23時から日本テレビ系列で放送されている『MUSIC BLOOD』(ミュージック・ブラッド)。この番組はバーティカルアプリ『smash.』と連動しており、地上波での放送後に収録したUNCUT映像を『smash.』で独占配信するため、番組名の冠に『smash. presents』とついています。 先日のニュースで『MUSIC BLOOD』から『smash. presents』の冠が外れることが発表されました。 『日本テレビは10日、4月改編説明会を行い、月・水曜2

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          『MUSIC BLOOD』2021年 個人視聴率をまとめてみました

          2021年4月、日本テレビで『MUSIC BLOOD』が始まりました。ターゲットはティーンや20代など若い世代で、日本テレビが重視している ”個人視聴率”(とりわけ13~49歳を “コアターゲット” として重視)獲得を目的とし、バーティカルシアターアプリ『smash.』と連動した新しい音楽番組です。 私は音楽が好きで『MUSIC BLOOD』は田中圭さんがMCをしているということもあり、すべての回を視聴しています。また当初はZ世代(1990年後半から2000年代に生まれた人

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          『劇場版おっさんずラブ』を見てほしい

          2018年にドラマ 『おっさんずラブ』 が放送されてからもうじき4年になります。 もう4年かー、そんなに経つんですね。でも、2022年になっても私のおラブへの愛は一向に冷めません。何故かわかりませんが、毎日この作品のことを考えています。 そんな私ですが、お正月に大好きな民友(おっさんずラブをこよなく愛する友人)さんと『おっさんずラブ』の映画ってやっぱり良かったよね!と熱く語り合い、そこから改めて劇場版について色々と考えてみました。 色々批判もされていますが『劇場版おっさんずラ

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          舞台『ガラスの動物園』。家族という小さな世界。密度の濃い作品でした。

          シアタークリエにて上演されている『ガラスの動物園』を観てきました。 作:テネシー・ウィリアムズ 翻訳:小田島雄志 演出:上村聡史 トム・ウィングフィールド:岡田将生 本作の語り手。アマンダの息子でローラの弟。靴会社の倉庫で働いている。詩作が趣味で、現実から抜け出したいと願っている。 ローラ・ウィングフィールド:倉科カナ アマンダの娘。足が不自由なことでコンプレックスを抱えており、引きこもりがち。とても内向的な性格。ガラス細工の動物コレクション(「ガラスの動物園」)を大切

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          数字で見る『おっさんずラブ』#2 ドラマ映像ランキング テレビ局別!

          こんにちは。『おっさんずラブ』をこよなく愛する Forever Love (FL) です。先日書いた ”数字で見る『おっさんずラブ』#1 ” を読んでくださった皆様、ありがとうございました。 #1で書いたように2017年〜2020年に発売されたテレビドラマのDVD/BD の中で、『おっさんずラブ』は見事3位の売上を上げています。 1位が『逃げ恥』、2位が『恋つづ』という超人気作品に続いての3位! これは素晴らしい記録です。しかも、あの 『MIU404』を差し置いての3

          数字で見る『おっさんずラブ』#2 ドラマ映像ランキング テレビ局別!

          数字で見る『おっさんずラブ』#1 ドラマ映像売上ランキングより

          2018年4月~6月にテレビ朝日系列の ”土曜ナイトドラマ” 枠で放送された『おっさんずラブ』は、私の大好きな大切な作品である。 この作品は、第97回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 の最優秀作品賞をはじめ主演賞、脚本賞など6部門での受賞を達成し、第12回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」において作品賞等を受賞、など輝かしい実績を数多く残している。 実は『おっさんずラブ』は作品としての素晴らしさが評価されただけでなく、映像作品の売上などの面でも多大なインパクトを残した作品

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          シス・カンパニー公演『友達』の雑感

          加藤拓也演出・上演台本によるシス・カンパニー公演『友達』を上演と配信の両方で観た。 原作は安部公房。不条理で不可思議な世界だった。 観劇後、このザラザラした思いを忘れたくないと思い、まとまらない文章を残しておくこととする(ネタバレあり)。 あらすじ ある日ひとりの男(鈴木浩介)の家に突然やってきた「9人家族」。 祖母(浅野和之)、父母(山崎一・キムラ緑子)、3人兄弟(林遣都・岩男海史・大窪人衛)、3人姉妹(富山えり子・有村架純・伊原六花)達は、あっという間に男の家を占拠して

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