高野みや

鉄道・スポーツ・花火など動きのあるものを追い続ける写真家集団「FOTO KWANDAT…

高野みや

鉄道・スポーツ・花火など動きのあるものを追い続ける写真家集団「FOTO KWANDATI」を主宰しています。出雲市在住。写真の転載はご遠慮ください。(肖像権を有する方はご連絡ください。高画質データを提供いたします。)

マガジン

  • 2023 ゴールデンゲームinのべおか 観戦記

    出雲を拠点とする映像コンテンツ会社があります。「後世に繋げ残していなかければならない絆」などを描き、海外でも高い評価を得ています。その制作チームの外部スタッフとして関わり続けています。 次コンテンツを準備する過程で、プロデューサーが「自分達の目指す世界観とよく似ているね!」と評したのが「ゴールデンゲームinのべおか」を支える地元と選手の関係性。 「出雲でもこの熱意を起こしたい!」と思っている私たちの道しるべとなる「ゴールデンゲームズinのべおか」の魅力を探ってみました。

最近の記事

「徹底取材!箱根駅伝春夏秋冬 前編」が伝えなかったワンシーン ~ゴールデンゲームズinのべおか 観戦記vol.6~

第100回箱根駅伝を前に事前番組の放送が始まり、第1弾「徹底取材!箱根駅伝春夏秋冬 前編」が11/25にOAされました。 GGN取材でベンチ付近にいたところ、日テレクルーに取材される鈴木芽吹さん、篠原倖太朗さんに遭遇しました。「きっと放送されるだろう」と思っていたレース後のワンシーンはOA無し。 たまたまその様子を写していましたので、この場でお披露目いたします。OA後に改めて公開許諾をいただいています。 🆖写真の転載はご遠慮ください🆖 レースダイジェスト2人が出場した

    • 松阪牛の名店「まるよし」看板でマッチレースを語る ~第55回全日本大学駅伝 7区 12.5㎞ 定点観測 國學院VS中大~

      全日本の観戦記、思いっきり趣味に走っております。 マニアックな目線にお付き合いください。 🆖写真の転載はご遠慮ください🆖 序章 ~松阪駅前は看板の圧との戦い松阪と言えば、「松阪牛」 たぶん、和牛で一番のブランドでは無いでしょうか。 その中でもひときわ目立っているのが、 「まるよし」の看板 「この看板の圧に対抗できるのは、田澤廉さんしか居ない。」というのが、去年ここで撮影して実感したこと。 田澤さん×「まるよし」鎌田本店×快晴ギラギラは強烈でした。 そして、どなたか

      • 「白バイを抜け!」  大八木弘明の名セリフはカメラマンをも奮い立たせる ~2022出雲→2023全日本プレイバック~

        駒澤大学陸上競技部総監督の大八木弘明さんには数々のエピソードがあり、どれも愛情のこもった名セリフがありますね。 その中のひとつ「白バイを抜け!」は、箱根駅伝で飛び出したセリフ。 思い描いた通りのペースを刻めない選手に向かって、運営管理車から選手の背中越しに放たれた言葉だったと記憶しています。 この言葉、動くものを被写体としている私にとっては「白バイの後ろにいるランナーにピントを合わせろ!」に聞こえる訳です。 2年連続三冠を目指す駒大。 第99回箱根駅伝4区から他校の背中

        • 💫4years.×高野みやpresents💫 地元目線で振り返る🏃‍♂️第35回出雲駅伝 

          ご縁があって「4years.」のサブカメラを担当した2023出雲駅伝。 連覇した駒澤大学のチームスローガン「原点と縁」を縦軸に、出雲市在住者の「地元目線」を横軸に、写真を提供した4years.記事もご紹介しながら、第35回大会を振り返ります。 伏線をたくさん仕込んでありますので、回収しながら見ていただけると嬉しいです。  🆖写真の転載はご遠慮ください🆖 10/7 駒澤ロードの作り方三大駅伝で出雲にしか存在しないのが「応援幟」 5区ラスト1㎞の駒大幟連立て。数年前に「駒澤ロ

        「徹底取材!箱根駅伝春夏秋冬 前編」が伝えなかったワンシーン ~ゴールデンゲームズinのべおか 観戦記vol.6~

        • 松阪牛の名店「まるよし」看板でマッチレースを語る ~第55回全日本大学駅伝 7区 12.5㎞ 定点観測 國學院VS中大~

        • 「白バイを抜け!」  大八木弘明の名セリフはカメラマンをも奮い立たせる ~2022出雲→2023全日本プレイバック~

        • 💫4years.×高野みやpresents💫 地元目線で振り返る🏃‍♂️第35回出雲駅伝 

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        • 2023 ゴールデンゲームinのべおか 観戦記
          7本

        記事

          【陸上競技・長距離】電子ペーサーの未来、僕の未来  *ロングインタビュー 宍倉健浩さん

           電子ペーサーを導入した試合の考察2回目です。2023春~夏シーズン、3試合に出場し、ホクレンDC千歳大会5000mD組でみごと自己ベスト更新し優勝された宍倉健浩さん(早大→JR東日本)にお話を伺いました。 1回目はこちら↓↓ 電子ペーサーに導かれる意義と可能性★ペースメーカーに求めるもの  タイムを狙う試合は電子ペーサーがあった方が選手は走りやすいと思います。最も大きな影響があるのは、ペースメーカーのペースが安定することだと思います。  これまでのレースではペースメー

          【陸上競技・長距離】電子ペーサーの未来、僕の未来  *ロングインタビュー 宍倉健浩さん

          【陸上競技・長距離】電子ペーサークラファン成果を考察する。~真昼間対策をどうするか?

           陸上ファンにとって北海道の夏といえば、ホクレンディスチャレンジ(ホクレンDC:日本陸連主催)ではないでしょうか?  これまで外国人選手やトップランナーがペースメイクしてきましたが、2023年は電子ペーサーも加わり、さらに手厚いサポート体制になりました。  導入経費をクラウドファンディングで調達。ファンの「応援したい気持ち」を目視化できました。素晴らしい!と共感したので、早速自分も寄付させていただきました。  これに加えて、陸連ホクレン事務局にお声がけいただき、私のGG

          【陸上競技・長距離】電子ペーサークラファン成果を考察する。~真昼間対策をどうするか?

          Team Oyagi @Golden Games in NOBEOKA

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          Team Oyagi @Golden Games in NOBEOKA

          アスリートの本気 VS カメラマンの本気 ~ゴールデンゲームズinのべおか 観戦記vol.5~

          私が憧れているカメラマン、松尾憲二郎さん(アフロスポーツ)のお話を伺ってから感じていることです。松尾さんの写真を見るたびに自分はどうなんだろうと自問自答してきました。 技術も機材もアマチュアの域内ですが、アスリートの本気を感じた瞬間に写し撮ったものをご紹介します。 速さが伝わるように撮りたい!トップに持ってきたのは、5000mBの序盤。 観客席にいるオジサンたちが看板を叩いて声援を送っている。 意地と意地のぶつかり合い思い描いたレースプランどおりに行かない時もあるよね。

          アスリートの本気 VS カメラマンの本気 ~ゴールデンゲームズinのべおか 観戦記vol.5~

          声は届いているか? ~ゴールデンゲームズinのべおか 観戦記vol.4~

          トップ画像は、男子5000mA終盤戦。 ヤクルトのジェンガコーチが、「オオターーーー!」と声を張り上げています。右側には駒澤大学の大八木総監督。 長距離レースでおなじみの光景ですが、ゴールデンゲームズinのべおか(GGN)は他のレースとちょっと違う。 観客と選手・スタッフが同じグランドレベルでレース観戦出来るのです。 チームスタッフが、どのようにレースを見守っているのか、色んな角度から見てきました。 チームスタッフの居場所GGNはメインスタンドの1コーナー付近に選手招

          声は届いているか? ~ゴールデンゲームズinのべおか 観戦記vol.4~

          ペースメーカーは進化する ~ゴールデンゲームズinのべおか 観戦記vol.3~

          2023大会で大きく変わったのが「ペーシングライト」の導入。 目標となるペースを示すために、走力のある外国人選手が担っていたペースメイク。 東京五輪10000m7位入賞 ロジャース・ケモイ選手が10000mのペースメーカーを担当するなど(トップ画像)、GGNではワールドクラスのランナーを起用しましたが、加えてダイヤモンドリーグなどで実績を上げている「ペーシングライト」が導入されました。 ペーシングライトとは?コニカミノルタ陸上競技部チャンネルのyoutubeに1分弱の動画

          ペースメーカーは進化する ~ゴールデンゲームズinのべおか 観戦記vol.3~

          「絆」と「縁」が交わるとき ~ゴールデンゲームズinのべおか 観戦記vol.2~

          ある一人の選手に、GGN(ゴールデンゲームズinのべおか)が「奇跡」のような出来事をプレゼントしたのでした。 とはいっても、ご本人たち誰も気づいていないはず。 SNSがつないだエピソードの始まり始まり~。 垣根のないホームストレート付近GGNは日本グランプリシリーズの一戦で、私の地元で開催される「出雲陸上」と同じGRADE3の大会です。 同じGRADEでも両試合で決定的に違うのが応援スポット。出雲陸上がグラウンドレベルでの一般観客観戦はNGであるのに対し、GGNは観客がト

          「絆」と「縁」が交わるとき ~ゴールデンゲームズinのべおか 観戦記vol.2~

          後世に残していかなければいけない「絆」を探して ~ゴールデンゲームズinのべおか 観戦記 vol.1~

          プロローグ 出雲を拠点とする映像コンテンツ会社があります。「後世に繋げ残していなかければならない絆」などを描き、海外でも高い評価を得ています。その制作チームの外部スタッフとして関わり続けています。 次コンテンツを準備する過程で、プロデューサーが「自分達の目指す世界観とよく似ているね!」と評したのがこの記事。 延岡が熱くなる日――好記録連発の陸上レースは地域の誇り 「出雲でもこの熱意を起こしたい!」と思っている私たちの道しるべとなる「ゴールデンゲームズinのべおか」の魅

          後世に残していかなければいけない「絆」を探して ~ゴールデンゲームズinのべおか 観戦記 vol.1~

          「高野みや」動きます!

          「はじめまして」でしょうか?「またお会いしましたね」でしょうか? 「FOTO KWANDATI」という鉄道・スポーツ・花火など動くものをメインに向き合うメディアを主宰しています。 たくさんのご縁があってクリエイターとして寄稿することが増えました。 これまでハンドルネーム(アカウント名)を前面に出して活動をしてきましたが、被写体さまとお会いした時、アカウント名で呼ばれるのが気恥ずかしく感じるようになったんですね。 今年は新しいチャレンジもあるので、これを機会に「高野みや

          「高野みや」動きます!