おひとりさま・LGBTsの方向けのお話しです。

おひとりさま・LGBTsの方向けのお話しです。と書いて言いますが、今回はそれほどでもないお話し（じゃあ書くなよとか言わないの！）老後資金など将来のあなたのお金に対する考え方についてお話しします。

老後の２０００万円問題とか気にしてますか？

先に結論を言いますけど、こんなこと気にするくらいなら、明日の晩御飯の献立を気にする方がまだ有意義です。

この2000万円も「老後の30年間で約2,000万円が不足する」と金融庁の報告書で発表されたものでした。この2000万円足りないの根拠ってご存知ですか？

4人家族？祖父母まで入れて6人家族？何歳の人？年収は？所有金融資産は？貰える年金額は？持ち家か賃貸か？どこに住んでいる、都会？田舎？健康状態は？何歳まで働いていた場合？てか生活費いくらなの？

なにをもって2000万円足りなくなるといっているのでしょう？まずなにをもって言っているのかを見ていきましょう。この老後2000万円問題について取り上げてるモデルケースというものがあります。

老後2,000万円問題の試算におけるモデルケース

・夫が65歳以上、妻が60歳以上の夫婦のみの無職世帯
・夫が95歳、妻が90歳になるまでの30年間は夫婦とも健康である
・毎月約5万5,000円が赤字になる

…………………………

まあ、なんともざっくりしてますね（笑）

まず、おひとりさまは完全に当てはまらないですし、パートナーがいたとしても、今の時代65歳60歳で無職っていうもの、30年間健康であり続けることも当てはまる可能性が非常に低いと思います。てか生活費いくらなの？（2回目）って話です。

ケースに当てはまらなければ、挙げられている数字通りにはなりません。ようはほとんどの人には参考にもならない数字の可能性が高いんです。

こんな老後2000万円問題みたいな話をするなら、必要な老後資金は人それぞれです！将来に向けてあなた自身で収入や支出を計算して、必要な老後資金を計算してください、計算方法はこちらです！と発表した方が有意義だと思っています。

ではもう一つ、老後の生活費についての数値をご紹介しましょう。

総務省の家計調査によると、高齢者の一人暮らし世帯における1カ月の生活費は、平均約１６．５万円（年間約198万円）とのことです。

これを見てどう感じられましたか？少ない？多い？こんなものかな？それぞれ感想をお持ちだと思います。

そっか～じゃあ月１６．５万円あれば生活できるのね～と安心するのは早計です。例えばあなたの生活費とお友達の生活費を比べてみてください、同じではないはずです。

そう、平均値をあなたの生活費とすることは、日本の平均的な生活を自分も送らないといけないということです。食費も、光熱費も、家賃も、医療費も、娯楽費も全て平均の生活と同じにしないとダメです。そうしないと生活費が変わってきます。

そもそも平均的な暮らしって具体的にどんなものでしょう？また、分かったところで、生活の全てを日本の平均通りに暮らせる人がいるのでしょうか？世界中に誰一人として同じ人がいないように、誰一人他人と全く同じ生活を送れる人はいないと断言します。

そのため、同じ生活ができない以上同じ生活費にはなりません。なので、この数値もあなたにとって、参考にならない可能性が高いんです。

あなたの数字はあなたが計算する

じゃあ老後資金はどうすればいいの？なんて聞こえてきそうですが、そもそも自分以外の要素が含まれている数字を、あなたの数字にすることがダメです。あなたのための数字じゃないんだから、あなたが必要とする老後資金額になるわけがない。

だから、老後の生活費についてなら今のあなたが、将来のあなたを想像してどれくらい生活費かかるのかなと予測して、計算するしかないんです。

老後資金がいくら必要かなら、今のあなたが、将来のあなたを想像していつまで働くか、働いている期間の給料はいくらくらいか、年金額はどれくらいもらえるか等、将来のあなたの収入を予測して、計算して、上記で計算した生活費を差し引いて、不足分を資産形成しておかないといけないんです。

そんな将来のこと計算しても当たるわけないでしょ、と思われる方もいると思います。それは当然、神様でもない限り完全に未来を見通すことはできません。

でも、あなたにとって一番精度の高い数字を出せるのはあなたしかいません。どれくらいの生活がしたいとか、いつまで働きたいとか、健康面の状況とか、おひとりさまかパートナーと共に歩んでいくのかとか…

自分のことは自分が一番知っているからです。平均値は所詮他人の数字、「あなたのためになる度」という点で、あなたが計算した数字に絶対にかないません。

他人の数字は気にしない

だから、平均値という他人の数字は気にせずに、あなたのための数字をあなたで計算して数字を出してあげましょう。そしてその数字を目標に、老後に向けて準備を進めていきましょう。

こうすることで、絶対に将来のあなたの助けになります。絶対に将来のあなたが今のあなたに、「ありがとう」って感謝してくれます。

どうやって私の数字を計算したらいいの？

ですよね！では、つぎにあなたの数字の計算手順についてお話ししていこうと思います。

が、今回は長くなってきたのでこの辺にして、どう計算していけばいいか、快惺流（自己流）の考え方、計算手順について次回お話しします！！

老後資金について、あなたの数字が算出できれば、将来のあなたの助けになるばかりか、今ある老後に対しての金銭的不安を確実に軽減することができます。計算するのは大変ですが、今のあなたのために、そして将来のあなたのために、頑張って計算しましょう～

最後まで読んでいただき、まことにありがとうございます。もし何かご質問等ありましたら、お気軽にコメントくださいね！！

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