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私の働き方改革〜合わない職場から離れる

こんにちは!昨日今日と木下斉さんのクソジジイ節の放送が炸裂していますね。

私もこれまで40年近い人生で色んなオッサンに遭遇しましたが、とあるオッサン上司との遭遇で、『合わない環境からは距離を置く』大切さを痛感しましたので、皆さんにもシェアします。

体調不良の社員へのビックリ発言

新卒で入ったメーカーでのことです。メーカーでしかも研究職だったこともあり、同じ職種の8割は男性、マネージャー層に至っては9割以上がアラフォー以上の男性、という環境でした。

私はこの会社で産休、育休を経て復帰しましたが、復帰後の上司ら(もちろん全員オッサン)となかなか馬が合わず、何度かメンタル不調をきたしました。

最初の不調は一週間ほどの有給でリフレッシュしてなんとかしのいだのですが、最終的には有給で数日間休んだだけでは体調が戻らないレベルに至ってしまいました。

意を決して『診断書もあるのでしばらく休職させてほしい』と直属上司に電話で伝えたところ、予想外の発言が返ってきました。

『それってさぁ、いつ治るの?笑』
『座席とか変えれば治るの?笑』
(当時は上司と比較的近い場所に私のデスクがあったからです)

結局電話を切るまで私の体調不良を気遣う発言は一つもなく、例え嘘でもこちらを気遣う発言が無いことが、私にはかなり衝撃に思えました。以前から薄々思っていましたが、やはりこの上司と私は全く合わなかったのです。心の中で何かがサーっと引いていくのを感じました。

会社にはハラスメント窓口があったので、そこに相談しようとも思いましたが、パワハラで有名な人たちが普通に野放しされている会社だった(相談に乗った、という事実だけ作って特に対処はしない、ということなのだと思います)ので窓口を信用できず、使いませんでした。

また、この会社で休職後また働くなら部署を異動したかったのですが、異動も取り合ってもらえず、休職の末に退職を決めました。

退職して起こったこと

数カ月間休職してからの退職、そして転職でしたが、転職先ではかの上司のようなリスペクトのない人はおらず、とても快適に働いたのを覚えています。憂鬱でない月曜日を迎えたときは、こんな感覚は久しぶりだと感激しました。

また、転職して悩みの種も無くなったので体調不良で家族に心配をかけることもなくなり、子どもにも優しく接することが出来るようになりました。

中には、ちょっと辛いからと言って逃げてばかりじゃダメだ。石の上にも3年だ、と思う方もいるかもいるかもしれませんが、私の場合は合わない職場から離れたメリットのほうがずっと大きかったです

三つ子の魂百までという先人の知見

上記の窓口に訴えたり、私が直接本人に伝えたところで、先人の知恵として『三つ子の魂百まで』という言葉もある通り、とても本人が変わるとは思えませんでした。

本人は当時アラフィフ(男性)だったので、おそらく残業や出張、単身赴任など平成時代のモーレツ、強烈な成功体験(メンバーとして優秀と認められた)があり、ワーキングマザーのようなかつてほとんど職場に存在しなかった層へのマネジメントがうまくできなかったのだと思います。

最後に

メーカーは福利厚生はとても充実しましたし、件の上司以外は良い人も多かったので退職するのは残念でしたが、勇気を出して休職、そして転職後は全く異なる環境で快適に働くことが出来ました。

今の職場でちょっと息苦しいなと思う方は、少しだけ勇気を出して数日間の有給でリフレッシュする、休職する、転職サイトに登録してみるなど、今の環境から離れる動きを取り入れてみるのはいかがでしょうか。

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