挑戦できたことがすごく嬉しかった。【うつ病、不登校、受験生】

 私は今年の九月から高校に行けなくなり、その数週間後に精神科に受診をし、うつ病だと診断されました。

順当ということは出来ませんが、ゆるやかに回復していき今に至ります。

元々は国文学科志望でしたが、10月に志望を変更し心理系の学部への出願を決めました。最初は将来のことだなんて何も考えられなかったですし、これから生きていくことに恐怖を感じていました。

しかし、うつになってからnoteやTwitterで自分の気持ちや病状を投稿するようになり、自分と同じように精神的な病気を持っている方、学校に行けていない方やその保護者の方などの存在を知りました。

 このことを知って、症状が回復したとしてもここを離れたくないなと思いました。自分は今支えてもらっている側だけど、いつか支える側になれたらと思うようになり、10月、勉強どころか一日起きていることさえままならない状態ですが、その道に進もうと決めました。

 そして先日あった共通テストを受けてきました。まだ私大の独自試験を受けるので受験は終わっていないのですが、今すごく安心しています。

結局、授業は一回も受けることができなかったですし、以前は休日は10時間以上勉強をしていた時もあったのですが30分勉強するのもすごくしんどかったです。その上、共通テストが近づいてくるとプレッシャーで精神状態も一時期すごく悪くなりました。うつになってから、大勢の人がいる場に行くことも無かったですし、一日に六時間ほどのテストを受けるのに自宅での勉強でもそこまでできたことは無かったです。

 当日もすごく不安でしたし、途中手が震えてしかたなかったこともありましたが、全日程途中退出もなく受けきることができました。

どれだけ何かをやりたいと思っても、上手く努力することは出来ないことがすごく辛くて、もう”頑張る”ことは出来ないのかと思いすごく悲しかったです。なので共通テストを受けきれたことで、結果は一旦置いといて挑戦しきることが出来たんだとすごくうれしかったです。

 よかったなと思いました、諦めなければ転んでもまた立ち上がって挑戦できることを知れて。

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