ぼくが断食をおすすめする理由

ぼくが断食をおすすめする理由(前編)

こんにちは、古川賢人と申します。

突然ですが、みなさんは趣味をお持ちでしょうか。

ランニングやフットサルなどのスポーツ、置物やカードなどのコレクション、小説や漫画の読書など、様々な趣味が世の中にはあります。趣味を通してストレスを発散したり、新しい発見があったり、趣味に打ち込むことは本当に素晴らしいことだと思います。

数多ある趣味の中で、ぼくの行なっている趣味についても大変おすすめなので紹介したいと思います。

ぼくの趣味は、「断食」です。

ぼくは今まで、自己紹介の際に「趣味は断食です!」というと、ポカーンとされ続ける人生を送ってきました。笑

ですので、今読んでくださっている方々も、「えっ、断食が趣味なの?」と頭にクエスチョンマークが浮かんでいると思います。

これは断食について知見が広まっていないことが原因なのではないかと思いましたので、ぼくが断食をする理由についてお話ししていきたいと思います。

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ちなみに、自己紹介の際に質問される内容を最初に断っておきますと、お家柄の宗教的な事情で断食を行なっているということはないのでご安心ください。家系のお墓は近所のお寺にあるので、おそらく仏教徒だと思いますが、ほとんど無宗教のような生活を送ってまいりました。もちろん、お家の習わし的な習慣で断食を行なっているということもございません。

ぼくの家族で断食を趣味としているのは残念ながらぼくだけです。

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ぼくが断食を始めたのはかれこれ6年ほど前になります。

6年前となると、ぼくが大学に慣れてきて学生生活を謳歌していた頃です。その頃は、バイトと飲み会を繰り返す典型的なジャパニーズ大学生の生活を送っていました。

毎月稼いだお金のほとんどを飲み会代金に使い、飲み会後には違う飲み会をハシゴしたり、こってりラーメンを〆に食べたりと、甘く見積もっても「不健康」な生活を送っておりました。

案の定、このような生活を送っていたために、高校の時と比べて体重は5キロほど増えてしまいました。体重が増えたので顔やお腹やふくらはぎがむくむなぁと思っていたのですが、それだけではなく、頭もあんまり働かないような気がしました。

不健康な生活を送った結果、からだも頭もなんだか悪くなってしまったのです。これはつらいです。親も泣いてしまいます。ごめんなさい、マミー&パピーという気持ちです。

夏休みが永遠に続くような学生生活はもちろん楽しかったのですが、このままではどんどん堕落していってしまう…!と、危機感を覚えたときに出会ったのが断食だったのです。

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運命は突然やってくるといいますが、ぼくと断食の出会いも突然で偶然でした。

いつものように飲み会を楽しみおうちで寝落ちした次の日のことです。頭はぐるぐるし、からだの平衡感覚は狂い、胃腸は逆流しようと必死でした。つまり、史上稀に見る最悪の二日酔いです。

それまでの経験上は、二日酔いの時でも、しじみの味噌汁を飲んで半日くらいすれば復活できていました。ですがこの時は、全く食欲もなくただただ横たわっていることが精一杯でした。

1時間、2時間、と遅い時計の針が進み、やっとのことでなんとか二日酔いが取れました。その間およそ24時間。

1日かけて二日酔いとの戦いに勝利したのです。やったぁという感覚です。

そして、この勝利の時にからだの異変に気づきました。

「あれ、胃の中に何も入っていないとからだの調子がいいぞ」

体重計に乗ってみると、普段よりも1キロほど体重は落ちており、二日酔い後にも関わらず顔のむくみもほとんどない、というかむしろ顔の鋭角がシャープになっている気がするほどでした。

頭もいつものようなもやもはなく、とてもクリアな気がしました。

1日食べないだけで、不思議なほどになんだかからだの調子は非常によかったのです。

この時、とても安直ながら、ぼくは「断食」を習慣的にやろうと心のどこかで決めていたのでした。

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はい、このあたりで前編は終了です。

後編では、ぼくが断食で実際に何をしているのか、メリット・効果の裏付けなどお話しできたらと思っております。

近々で記載しますので、よろしければ読んでいただけると幸いです!

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