新自由主義、行き過ぎた格差、階層社会に対する処方箋、追加型ベーシックインカム(UBI)に関して
極論から入って恐縮ですが、今の偏見にまみれた生活保護制度はゼロから見直すほうが良いと感じている
スペイン発、ミニマムインカムを罰則ごと日本に合わせた形で作り直してはどうか?と思っている
勿論、スティグマの除去を考えると、UBI、追加型ベーシックインカムが望ましいのは言うまでもない
国民1人辺り毎月10万円を配ると、ちょうど四半世紀前の所得の中央値付近に戻る
エンゲル計数の改善も見られると思う
それがどのくらい消費に回るのか、正直、素人の私にはわからない
将来不安や老後に必要なお金を考えると、かなり貯蓄に回ってしまうことが考えられる
消費に回ればインフレ率は高くなるが、貯蓄に回る率が高ければ高いほど、インフレ率は抑制される
また、追加型BIは現役世代、若い人の所得を押し上げ、少子化対策にもなると思う
需要が高くなれば企業の所得も押し上げることとなる
UBIによってどの程度のインフレ率になるのか、試してみてほしいものだと思う
労働退出が一定出る場合は、売り手市場となる(労働の価値が上がる)
ブラック企業を減少させる効果もある
また、UBIは賃下げになるというのは、完全な間違いだ
最低賃金法、また労基法91条等によって法的に企業の賃下げは難しいというのが現実だ
賃上げが起こり難くなるという見方についても、個人的にはかなり懐疑的だ
新自由主義による行き過ぎた競争社会、弱肉強食の自由競争を抑制出来るシステムがUBIなのだと思う
さて、以下は自論(持論)
ちなみにツッコミどころは多いと思うが、個人的には、世帯人数ごとに給付額を変動させる世帯ごとの準UBI的なものが最も望ましいと思う
私がこう考える理由は、1人1人に給付するUBIは、どうしても死生観の問題にぶち当たるためだ
生活(お金)のために、たくさん子どもを産むという多子問題を踏まえたいと思う
親が愛情よりもお金目的で子どもをたくさんつくる場合、それは子どもにとって幸福なこととは言えない
発達障害、ADHD、軽度のLD、ASDなど、現在の福祉制度でこぼれ落ちている人達が居る
障害3級等で、手帳こそ申請すれば貰えるものの給付手当てが無し(0円)のケースだ
だからこそ、UBIにしろ何にしろ、国民生活のために今の経済、社会システムを見直すことが急務だと考える
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