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本の収納と手放す基準、本を整理したい人へ贈ることば

本を読んでいる時間が、幸せのひとつです。

図書館も好きですが、購入して読むのが好き。

そして、紙の本が好きです。

変化が前提な本の収納

わたしの本の収納は、押入れの中。

VIVA!自分なりの秩序

前記事の服と逆側ですね。

いま本棚を置いていないのは、変わることが前提だから。

手放したり、また新しい本をお迎えしたり。

わりと出入りのある、本チームなのであります。

そんなわけで、本棚らしい物は置かずに、在る物、在る空間へ、そっと収めています。

2つの手放す基準

わたしが本を手放す基準は、2つ。

・増えてきたなの感覚
・もうクリアしたかな

「増えてきたな」は、そろそろ本の数が、収納空間に対して多くなってきたかなという感覚です。

あくまで感覚なので、何冊になったらとは決めていません。

大切にしているのは、自分の心地よさが「なんとなく侵食されてきたかな」という感覚。

そして2つめの「クリアしたかな」の対象は、例えばこんなこと。

なかなか眠れず、途中で起きてしまう。
改善したいなぁと購入した漢方の本。
1年経って、おかげさまでもう大丈夫だと思えている。よし手放そう!

学びたいテーマがあって、その1冊を購入。
そろそろ卒業して大丈夫かなと思えたら、手放す。

本と暮らしながら、気づけば育っていた基準となっていました。

また読みたくなったら?

読みたくなったら、またお迎えします。
実際に「何度か手放す→再購入」して、手元に置いている本も。

これってわたしは無駄なことだと思えなくて、それだけ自分にとって「今必要な1冊なんだ」ってわかって嬉しいことなのです。

そうそう。今、本の購入には小さなこだわりがありまして、

できるだけ新品で買って、次の人へ状態良くバトンを回すこと

そのバトンの受け渡し先は、もっぱらバリューブックスさん。

長野県上田市にある実店舗も、大好きなお店なのであります。

ちなみにバリューブックスさんからは、もう書店で販売していない本や、オリジナルの"本だったノート"などを購入させてもらっています。

そして帰省の際(夫の実家が上田市)NABOに立ち寄って、何か1冊お迎えするのも愉しみのひとつ。

わたしにできる本の循環。これからも考え、実践していきたい暮らしのテーマでもあります。

本を手放したい人へ贈ることば

さいごに、本整理の背中をそっと押してくれる言葉を置いておきますね。

本は「通過したこと」が大事
そこから40年後の今はほとんど手元に残していません。
しかし「そういう時期もあった」というのが、今の自分を支えています。
(本を)持つことが大事なのではなくて「本を通過したこと」が大事かなと思います。

秋田道夫著『自分に語りかける時も敬語で -- 機嫌よく日々を送るための哲学』

さてと。わたしもこの記事を予約投稿したら、今年最後の買取依頼を申し込むことにしましょうか。


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