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南部アフリカ(ボツワナ)で食べられる「スピナッチ(ほうれん草)」の本当の正体とは?

◎ボツワナの食卓/大学生活◎

ボツワナの大学生活における食事は、基本的に肉と根菜類(いも類、人参、ビートルートとか)。

でも(根菜類以外の)野菜を食べるとなると、スピナッチ(ほうれん草)がメジャーです。


日本のほうれん草とは似ても似つかないので、最初の頃はなんの植物だろうと思っていて、でも、誰に聞いても「スピナッチ(ほうれん草)だよ」って言うから「全然違うのにな?????」と謎は深まるばかり。

見た目からして東洋種ではないし、西洋種ともちょっと違う葉の縮れが特徴的だから、サボイほうれん草(アメリカ等で育てられてる。西洋種と東洋種の雑種から育成)とも思ったがこれも違う中国野菜のターサイに見えなくもない


しかもほうれん草って冬の野菜のイメージなのに、ボツワナでは夏真っ盛りの中で、すくすくと育っている。

その疑惑のスピナッチの写真がこちら。写真のスピナッチは私の友達(ボツワナ人女学生で同じ寮のメイト)が大学の農場で栽培して売ってるやつ。買うよって言ってるんだけど、いつも無料でたくさん分けてくれます。


スーパーにもたくさん売ってるけど、彼女のスピナッチは店で並んでるどのスピナッチよりも立派で新鮮(採れたてだしね)で大好きです。
ねっ、びっくりするほど大きいでしょ?


ところでスピナッチの正体ですが、

フダンソウ(の白茎種)でした!!!!!!

 英語ではSwiss chard。 ホウレンソウに似ているからspinach beet とも言われるみたい。


(私が通っている)農業大学の職員さんに聞いたらすぐに謎が解けました。

ボツワナは乾燥地帯(年降水量300mmくらい)農業が難しい土地だけど、フダンソウは乾燥に強いから育てやすいんだって。ボツワナでは冬も夏も年間通して栽培できるから主要な作物なのだとか。


フダンソウの栽培方法について紹介しているページにも、

フダンソウの生育適温は15℃~20℃で秋から冬にかけてが最も美味しい季節ですが、実は高温と乾燥に強い育てやすく初心者向けの野菜

とありました。また、ホウレンソウはアカザ亜科、フダンソウはアカザ科のようです。なるほど、種が違いから見た目も似ているのね。


ずっと不思議に思ってたけど解決しなかった謎が、ようやく解けました。

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