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1400年ぶりのリバイバル?!「蘇」とは?
今、全世界ではコロナが猛威を振るい、私たちはひたすら色々なものに気を付けなければならない日々が続いている。
そんな中、どうやら「蘇」が流行っているという。
まさか、はるか昔に朝鮮から伝わったものが、令和のこの時代に取り沙汰されるとは思ってもみなかった。
では、「蘇(そ)」とはどのようなものだろうか?
日本では、奈良時代から平安時代にかけて牛乳が盛んに生産されている。天皇や皇族など、高貴
ピリッとニヒルな黒いやつ
先日、TVで胡椒飯のことを取り上げていた。海老でとったお出汁でご飯を炊き上げ、最後に胡椒を振る作り方だったような・・・。
江戸時代の料理本にも胡椒飯の記述が見える。
その作り方は上記とは逆で、胡椒の粉末をふってご飯を炊き、それにだし汁をかけて食べたそう。
他にもうどんを食べる際に、味噌だれや、鰹のだし汁に胡椒を入れて食べたり、とろろ汁や豆腐料理などの仕上げに胡椒を用いることは常の事といっても
喰えば断絶、恋しや、ふくふく
寒い時期に欠かせない鍋。その中でも高級でしょっちゅう御目にかかれないのがフグ鍋。関西では福に通じるという意味で「ふく」と呼ばれるあのぽんぽこりんお腹。
てっさにてっちり、から揚げにそして〆の雑炊。ふぐ鍋の中でもこの雑炊が一番の楽しみで仕方ない。解いた卵(ときすぎ禁止)を出汁の行き渡った鍋の中に細く細く回し入れ、弱火に変えて蓋をしたら待つこと1分。
最後に浅葱をぱらぱらっと散らし、かきこむこと至
暖簾が汚れてることこそ繁盛の印
江戸時代後期文化年間(1804~18)には今、あたしたちが食べ親しんでいる握り寿司が誕生してる。安価で少し甘みのある糟酢が入ってくるようになり、簡単に酢飯が作れるようになった。それまでの寿司は鮮度を長く保てないことから、飯の中に魚をぶち込んで熟成させる「熟れ(なれ)鮓」というものが主流だった。そして、食べる際も醤油を付けることはせず、そのまま食べていた。今でも秋田県に残るハタハタ寿司などもこの名残
もっとみる鏡開き、ページ開き。
お初に御目にかかります。
何から、どうやって、どこから書こうかと色々迷った末、はじめてお目にかかる記事として鏡開きのことから始めていこうかと。
このページでは江戸時代の飲食文化や、それに付随する文化・歴史の事始め、その流れが今につながっている面白い話や、江戸時代から連綿と誰かの手によって作られてきたごはんのレシピなどを紹介していければ楽しいなぁ、と思ってます。
末永く、気長にお付き合い願いま