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笑えるだけの絵本も子どもの成長には欠かせないっ!?【 子どもも大人も笑えるシュールな絵本7選 】

はい、イタチです!!!

今回は、

子ども大人も笑える 【 シュールな絵本7選 】 


ということでご紹介していきたいと思います。

絵本の中には、

・学びになるもの
・感覚を鍛えることができるもの

など子どもの成長につながるものがたくさん出版されていますが、
私は「単に笑えるだけの絵本」というのも、
子どもの成長には欠かせないと思っています。

ある研究では
絵本を読んでいっしょに笑い合うだけで、
子どものコミュニケーション能力をのばすことができる
と言われております。

お笑いといえば
ダウンタウン松本人志さん

この方がラジオで言っていたんですが
" 笑う "という行動は人間にだけ許されたものです。

この「笑う」という行動のおかげで人間は
いっしょに協力し合うことができ、
より大きなものを作り上げることができます。

絵本を通じて親子で笑い合うことで
コミュニケーション能力の基礎が鍛えられ、
その子が成長したときに他の人ともスムーズに
コミュニケーションをとることができるようになります。

それはその子にとって、
その後の人生の、大切なギフトになるでしょう。

また、
今回ご紹介する絵本は子どもだけでなく
大人も思わず笑ってしまうようなものばかりなので、
ぜひお気に入りの絵本を見つけていただいて、
お子さんと笑い合って楽しんでいただければと思います!

それでは最後までよろしくお願いします(^^)♫

今回、ご紹介する絵本はコチラ!

①ちくわのわーさん
②もうぬげない
③パンダ銭湯
④やさいさん
⑤もいもい
⑥どこいったん
⑦ケチャップマン


それではさっそく、

①ちくわのわーさん


のんびり気のいい、ちくわのわーさんが主人公です。

まずこのちくわを主人公にするというセンス

たまらないですね(^^)


ちくわのわーさんはどこかに急いで向かっているみたいなんですが、
あちらこちらへと寄り道ばかりしてしまいます。
さてさて、わーさんは無事目的地にたどり着けるのでしょうか??

というのがこの絵本のあらすじになっています。

見どころとしては、
食べ物たちが全部リアルすぎるという点です。

普通絵本というとかわいくてポップなイラストが多いのですが、
まさかの顔もないリアルな食べ物たちが登場人物という
ハイセンスな絵本になっています。

ただ、
だからこそこの不思議な感じがクセになり
子どもたちの笑いを誘います。

スパゲッティーやマカロニ、巻きずしなど
子どもの絵本というにはあまりにもリアルすぎます笑

でもなぜか
感情や動きがすごく伝わってくるという
不思議な作品です。

個人的には
わーさんが鯉のぼりの鯉になりたかったんですが、
重くてただ吊るされてるだけ...
というシーンで爆笑してしまいました笑

シュールすぎます、この絵はwww

ぜひ手にとってみていただければと思います。

あと、関西弁というのもこの絵本の魅力だと思います。

最近は関西弁など方言を使った絵本も多数見かけるようになりました。

わーさんの魅力を伝えるのに関西弁はぴったりだと思います。

読み聞かせのときはぜひ「ちくわのわーさん」ではなく、
「ちくわのわ〜さん」(関西弁)で読んであげてください!

このシリーズには他にも、
うどんのうーやん、こんぶのぶーさんなども
ございますのでぜひ親子で楽しんでください!


②もうぬげない

最近流行りの絵本作家さんヨシタケシンスケさんの作品です。

さっそくですが、1ページ目から大爆笑でした笑

服が引っかかってしまってバンザイしている状態で

「 ぼくのふくがひっかかってぬげなくなって
         もうどのぐらいたったのかしら...」

というこの絶望感笑
映画の冒頭か!っていう笑

もうかわいすぎますよね。

本気でもう脱げないと思っている!
というのがすごく伝わってきます笑

さてここからがヨシタケシンスケさんの真骨頂。

ここからこどもが妄想をふくらませます。

服が脱げないまま偉くなってみたり、器用に飲み物を飲んでみたり

意外となんとかなるな!というこの子のポジティブさに驚かされます。

また、このままで友達もつくれる!と思ったあとの

「ぼくはずっとこのままでいよう!」と決意するシーンは

スターウォーズのラストシーンみたいに壮大ですごく笑えます笑

でも結局脱ごうとして「やんなきゃよかった」のシーンは
ぜひ手にとって読んでみてください!

爆笑間違いなしです!

ラストシーンのオチもすばらしい。

親子で笑い会えること間違いなしの作品!

どうぞおこさんと笑い転げてください!

③パンダ銭湯

今回ご紹介する中で、
シュールだけでいうなら
たぶん1番
なんじゃないかなという作品です。

パンダが銭湯に行って帰る、というだけの話なんですが、
「え⁉そうだったの!」と驚くような事実が明らかになります。

ちょっとネタバレしますと、
パンダの耳はカラーワックスで塗ってるだけでした笑

「白黒つけようぜ!パンダワックス!」というワックスをご愛用でした笑

そんな「え、その部分ってそうなってんの⁉」という

とてもユニークで創造性豊かな作品になっています。

また、銭湯の普通富士山が書かれているところが
中国の竹林になっている
など細かい演出もされています。

銭湯あるあるも満載なので

ぜひ手にとって楽しんでいただければと思います。

④やさいさん

こちらの動画でもご紹介させていただいたやさいさんです。

にんじんやじゃがいもなど、
子どもの大好きなまたは大嫌いな
やさいがユーモアたっぷりに描かれている、
ダイナミックな楽しいしかけが魅力の
ファーストブック
です。

ファーストブックという言葉は、
「赤ちゃんにとってはじめての絵本」という意味です。
このシリーズはそんなファーストブックとしておすすめされております。

めくり系の絵本でめくるといろんなやさいさんが
「すぽーん!」と出てきます。

そして、
この顔がなんといってもシュールですよね!

なんか微笑んではいるんだけど目が死んでるというか笑

なんか気になっちゃいます。

ツペラツペラさんという絵本ユニットさんの作った作品で
アーティスティックで目をひくというのがこの作品の魅力です。

他にもかぜビューンぼうしとったらなどもおすすめです。

かぜビューンはいいですね!
擬音といいまさかの展開といい絶対こどもは大爆笑だと思います。
ぼうしとったらも思わず笑っちゃうと思います。

大人も発想の豊かさに思わず笑ってしまうそんな作品です。

学研のサイトから動画が見れますので、
気に入ったものをぜひご購入の上、読み聞かせしてもらえればと思います。

⑤もいもい

こちらの動画でもご紹介したんですが、
赤ちゃんがよく笑う絵本になっております。

説明が全くなく、ただただ謎の生き物もいもいが動き続ける、という
シュールすぎる絵本です。

それなのに赤ちゃんの反応がよく、
私は友達に子どもが生まれたらよくこのもいもい、贈っているのですが
「よく笑う!」といって大変評判です。

なぜこんなにも笑うのか?

この絵本は赤ちゃんについて
20年にわたって研究を続けている開一夫教授率いる
「東京大学 赤ちゃんラボ」というところでつくられています。

つまり、
赤ちゃんが「どういった絵本を気にいるか」というのを
科学的に考えつくされた作品
になってるんです。

赤ちゃん時代の記憶が残っているという人は大変めずらしいので、
絵本を作る際はどうしても大人の目線が作品に出てしまいます。

大人の「赤ちゃんはこういうの好きでしょ?」というのは
赤ちゃんからしたら実はそうでもなかったりします。

しかし、このもいもいは赤ちゃん目線で研究し
赤ちゃんのことを考えつくされた絵本となっているんです。

だから赤ちゃんにだけ反応がよく、
大人には「なぜこれが?」という風に思えてしまうんですねー。

でも、大人でもなんか見入っちゃいますよね?笑
そんな不思議なもいもいでした!

⑥どこいったん

この絵本なんですが…
「イタチが自信を持っておすすめします!」とは
ちょっと言いづらい作品になっております...。

というのも、
ラストシーンが非常にショッキングなんですね笑

子供向けの絵でラストシーンまでは非常にコミカルで笑えるんですけど
なぜラストシーンがこれ!?
という物議を醸し出す作品なんですねー。。。

話のあらすじは、

くまさんが帽子をなくしてしまったようです。
「ぼくのぼうしどこいったん?」いろんな動物たちに訪ねますが、
みんな「しらんよ?」と首をかしげます。
途方にくれるくまさん。
とその時、ある動物の姿が脳裏をよぎります。
無事に帽子を見つけたくまさん。
めでたしめでたし。

なんですが...あれ?
とここからが問題のラストシーンです。
ぜひここは手にとって読んでいただきたいと思います。

その上で
お子さんに読み聞かせするかどうかはあなた次第です!(都市伝説風^^;)

さて、この絵本のおもしろいところなんですが
外国の絵本を関西弁で翻訳してるんですね!

作者はカナダ出身の新進気鋭のアニメーションクリエーター、
ジョン・クラッセンさんです。
ニューヨーク・タイムズ2011絵本ベスト10に選ばれる人気の絵本です!
その絵本を作家の長谷川義史さんが関西弁に訳してるんです!

これが意外にも関西弁がハマってるんですね〜♬
絶妙です!非常に絶妙です!
シックなアメリカの雰囲気と関西弁の意外なコラボレーション!

ぜひ一度手にとって読んでみてください!

⑦ケチャップマン

まずこの表紙からもうシュールが漂ってますよね笑

主人公背を向けてちゃってるっていう笑
そんで八百屋で自分の材料のトマト買ってるっていうねwww
哀愁漂う表紙です!

この表紙からもう
あれ?他の絵本とはちょっと違うぞ?
というのがわかりますね!

この絵本はぜひ大人の方に読んでもらいたい絵本になります!
子どもももちろん楽しめるんですが、
大人の方のほうが何か感じるものがあると思います。

あらすじは、

彼の名前はケチャップマン。
押せば出てくる真っ赤なケチャップ。
自分にしかできない何かを探して、毎日悩むケチャップマン。
ポテトフライの専門店でひたすらポテトを揚げる日々。
そこにトメイト博士が現れて、一騒動…
はてさて、
ケチャップマンは自分にしかできない何かを見つけることができるのか!
というお話になっております。

この絵本の面白いところは、
予想がつかないハイドラマというところなんですね。

最近流行りのYouTuber岡田としおさんが言っているんですが、


ドラマにはロードラマハイドラマというのがあります。

ロードラマというのは簡単に言ったらまあベタなドラマのことですね。
ここが感動するところですよー!というのが
はっきりしているドラマのことです。

反対にハイドラマというのは、
感動するシュチュエーションをつくらず、
でも見てる側の心を動かすドラマ
のことです。

このケチャップマンは、感動するようなシーンはひとつもありません。

ただ、
ケチャップマンの哀愁漂う日常やラストシーンには
心うたれるものがあります。

そうだよね!人間ってそうだよね!と思うところがたくさんあります。

例えば、ケチャップマンは面接時
ケチャップの良さをポテトフライ専門店の店長に一生懸命伝えるのですが、
店長は見向きもしません。

しかし、
一度ケチャップが売れると店長は大喜びして
ケチャップマンを褒めたたえます。

でも、ケチャップマンは素直に喜ぶことができません…。

そりゃそうですよね。

評価されたんだから喜べばいいのに!とは、なりませんよね。

それが人間だからです。まあ人間じゃないんですけどね笑

ただ、そういった「人間ってそうだよね。」
というのがたくさん散りばめられている作品になっております。

そして、ラストシーンでは本当にあったかい気持ちになれる。

そんな、
おすすめのハイドラマ絵本
「ケチャップマン」
ぜひご購入の上、お楽しみください!

いかがでしたでしょうか?

今回のブログはコチラの動画を文字起こししたものです。

動画もぜひ観ていただけるとうれしいです!(^^)♬

他にも、絵本の紹介、ボランティア・募金に関する動画を配信しておりますのでよろしくお願いいたします!

また、ブログではボランティアをして生きる私のエッセイ、読書から学ぶ人生のあれこれを書かせてもらっております!

そちらも併せてお願いします(^^)

それでは

『 いつだって答えはSimple!!』


ばいばい(^^)♬

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